ECLAR(Deprodone Propionate)丙酸泼罗酮,エクラー軟膏0.3%/エクラークリーム0.3%
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作成又は改訂年月
**2015年4月改訂(第7版)
*2009年6月改訂
日本標準商品分類番号
872646
日本標準商品分類番号等
再審査結果公表年月(最新)
2002年9月
エクラー軟膏0.3%、エクラークリーム0.3%
薬効分類名
外用副腎皮質ホルモン剤
承認等
販売名
エクラー軟膏0.3%
販売名コード
2646729M1048
承認・許可番号
承認番号
21500AMZ00069
欧文商標名
ECLAR
薬価基準収載年月
2003年7月
販売開始年月
1997年3月
貯法・使用期限等
貯法
遮光、室温保存
使用期限
外箱・チューブに記載の期限内に使用すること。
組成
有効成分
デプロドンプロピオン酸エステル
含量(1g中)
3mg(0.3%)
添加物
軽質流動パラフィン、ジブチルヒドロキシトルエン、白色ワセリン
性状
剤形・性状
白色~微黄色の軟膏で、においはない。
識別コード
HP2100‐O(チューブに記載)
販売名
エクラークリーム0.3%
販売名コード
2646729N1043
承認・許可番号
承認番号
21500AMZ00070
商標名
ECLAR
薬価基準収載年月
2003年7月
販売開始年月
1997年3月
貯法・使用期限等
貯法
遮光、室温保存
使用期限
外箱・チューブに記載の期限内に使用すること。
組成
有効成分
デプロドンプロピオン酸エステル
含量(1g中)
3mg(0.3%)
添加物
アジピン酸ジイソプロピル、クエン酸水和物、クエン酸ナトリウム水和物、ジブチルヒドロキシトルエン、セタノール、白色ワセリン、パラオキシ安息香酸ブチル、パラオキシ安息香酸メチル、プロピレングリコール、ポリオキシエチレンセチルエーテル、モノステアリン酸グリセリン
性状
**剤形・性状
白色のクリーム剤で、わずかに特異なにおいがある。
識別コード
HP2101C(チューブに記載)
一般的名称
デプロドンプロピオン酸エステル製剤
禁忌
(次の患者には投与しないこと)
(次の患者には使用しないこと)
(1)
細菌・真菌・スピロヘータ・ウイルス皮膚感染症及び動物性皮膚疾患(疥癬、けじらみ等)
[これらの疾患が増悪するおそれがある。]
(2)
本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者
(3)
鼓膜に穿孔のある湿疹性外耳道炎
[穿孔部位の治癒の遅延及び感染のおそれがある。]
(4)
潰瘍(ベーチェット病は除く)、第2度深在性以上の熱傷・凍傷
[皮膚の再生が抑制され、治癒が遅延するおそれがある。]
効能又は効果
湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症、ビダール苔癬、日光皮膚炎、皮脂欠乏性湿疹、脂漏性皮膚炎を含む)、薬疹・中毒疹、虫さされ、痒疹群[蕁麻疹様苔癬、ストロフルス、結節性痒疹(固定蕁麻疹)を含む]、乾癬、紅皮症、紅斑症(多形滲出性紅斑、ダリエ遠心性環状紅斑)、ジベル薔薇色粃糠疹、掌蹠膿疱症、特発性色素性紫斑(マヨッキー紫斑、シャンバーグ病)、円形脱毛症
効能又は効果毎の用法及び用量
通常1日1~数回、適量を患部に塗布する。
使用上の注意
重要な基本的注意
1.
皮膚感染を伴う湿疹・皮膚炎には使用しないことを原則とするが、やむを得ず使用する必要がある場合には、あらかじめ適切な抗菌剤(全身適用)、抗真菌剤による治療を行うか、又はこれらとの併用を考慮すること。
2.
大量又は長期にわたる広範囲の密封法(ODT)等の使用により、副腎皮質ステロイド剤を全身的投与した場合と同様な症状があらわれることがある。
3.
本剤の使用により症状の改善がみられない場合又は症状の悪化をみる場合は使用を中止すること。
4.
症状改善後は、できるだけ速やかに使用を中止すること。
副作用
エクラー軟膏0.3%では、3,753例中副作用が報告されたのは16例(0.43%)で、その主なものは皮膚の刺激感4件(0.11%)、そう痒感4件(0.11%)、接触皮膚炎4件(0.11%)、毛のう炎4件(0.11%)等であった。(承認時及び再審査終了時までの調査)
エクラークリーム0.3%では、2,119例中副作用が報告されたのは34例(1.60%)で、その主なものは皮膚の刺激感13件(0.61%)、熱感7件(0.54%)、接触皮膚炎6件(0.28%)、そう痒感5件(0.24%)、毛のう炎5件(0.24%)等であった。(承認時及び再審査終了時までの調査)
なお、本項には頻度が算出できない副作用報告を含む。
重大な副作用
緑内障、後のう白内障
眼瞼皮膚への使用に際しては眼圧亢進、緑内障を起こすことがあるので注意すること。
大量又は長期にわたる広範囲の使用、密封法(ODT)により、後のう白内障、緑内障等の症状があらわれることがある。
その他の副作用
1. 皮膚の感染症注1)
5%以上又は頻度不明
皮膚の真菌性(カンジダ症、白癬等)・細菌性(伝染性膿痂疹、毛のう炎等)感染症、ウイルス感染症[密封法(ODT)の場合、起こりやすい]
2. その他の皮膚症状注2)
5%以上又は頻度不明
長期連用により、ステロイドざ瘡(尋常性ざ瘡に似るが、白色の面皰が多発する傾向がある)、ステロイド酒さ・口囲皮膚炎(顔面に紅斑、丘疹、毛細血管拡張、痂皮、鱗屑を生じる)
3. その他の皮膚症状注2)
0.1~5%未満
長期連用