CAPTORIL-R CAPSULES 18.75mg(Captopril)卡托普利 カプトリル-Rカプセル18.75mg
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作成又は改訂年月
**2014年6月改訂 (第16版)
*2013年3月改訂
日本標準商品分類番号
872144
日本標準商品分類番号等
再審査結果公表年月(最新)
1994年3月
薬効分類名
レニン・アンジオテンシン系降圧剤
持効性製剤
承認等
販売名
カプトリル-Rカプセル18.75mg
販売名コード
2144001N1059
承認・許可番号
承認番号
22000AMX02282
商標名
CAPTORIL-R CAPSULES
薬価基準収載年月
2008年12月
販売開始年月
2008年12月
貯法・使用期限等
貯法
室温(30℃以下)保存
高温(40℃以上)で保存すると放出速度が早くなる。
使用期限
包装に表示の使用期限内に使用すること。
規制区分
処方箋医薬品※
※注意-医師等の処方箋により使用すること
組成
1カプセル中に次の成分を含有
有効成分
カプトプリル(日局) 18.75mg
添加物
アスコルビン酸、ステアリルアルコール、トリオレイン酸ソルビタン、ダイズ油、乳糖水和物、ゼラチン、濃グリセリン、パラオキシ安息香酸エチル、酸化チタン、三二酸化鉄、ラウリル硫酸ナトリウム
性状
剤形
硬カプセル剤(3号)
色
白色(赤褐色帯状のシール有)
外形
長径(mm)
15.8
短径(mm)
5.8
重さ(mg)
340
識別コード
SANKYO
271
一般的名称
カプトプリル持効性カプセル
禁忌
(次の患者には投与しないこと)
1.
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
2.
血管浮腫の既往歴のある患者(アンジオテンシン変換酵素阻害剤等の薬剤による血管浮腫、遺伝性血管浮腫、後天性血管浮腫、特発性血管浮腫等)[高度の呼吸困難を伴う血管浮腫を発現するおそれがある。]
3.
デキストラン硫酸固定化セルロース、トリプトファン固定化ポリビニルアルコール又はポリエチレンテレフタレートを用いた吸着器によるアフェレーシスを施行中の患者(「相互作用」の項参照)
4.
アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜(AN69)を用いた血液透析施行中の患者(「相互作用」の項参照)
5.
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
6.
*アリスキレンフマル酸塩を投与中の糖尿病患者(ただし、他の降圧治療を行ってもなお血圧のコントロールが著しく不良の患者を除く)[非致死性脳卒中、腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧のリスク増加が報告されている(「重要な基本的注意」の項参照)。]
効能又は効果
効能又は効果/用法及び用量
本態性高血圧症、腎性高血圧症
通常、成人1回1~2カプセル、1日2回(カプトプリルとして37.5~75mg)経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。但し、重症本態性高血圧症及び腎性高血圧症の患者では1回1カプセル、1日1~2回(カプトプリルとして18.75~37.5mg)から投与を開始することが望ましい。
用法及び用量に関連する使用上の注意
重篤な腎障害のある患者では、血清クレアチニン値が3mg/dLを超える場合には、投与量を減らすか、又は投与間隔をのばすなど慎重に投与すること。[過度の血圧低下及び血液障害が起こるおそれがある。](「慎重投与」及び「薬物動態」の項参照)
使用上の注意
慎重投与
(次の患者には慎重に投与すること)
1.
両側性腎動脈狭窄のある患者又は片腎で腎動脈狭窄のある患者(「重要な基本的注意」の項参照)
2.
高カリウム血症の患者(「重要な基本的注意」の項参照)
3.
重篤な腎障害のある患者(「用法及び用量に関連する使用上の注意」及び「薬物動態」の項参照)
4.
造血障害のある患者[好中球減少症、無顆粒球症等の副作用が発現することがある。]
5.
全身性エリテマトーデス(SLE)などの免疫異常のある患者[好中球減少症、無顆粒球症等の副作用が発現することがある。]
6.
重篤な肝障害のある患者[黄疸等の副作用が発現することがある。]
7.
消化性潰瘍又はその既往歴のある患者[副作用として消化器症状が発現することがある。]
8.
脳血管障害のある患者[過度の降圧が脳血流不全を惹起し、病態を悪化させることがある。]
9.
光線過敏症の既往歴のある患者[副作用として発疹等の皮膚症状が発現することがある。]
10.
高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
重要な基本的注意
1.
両側性腎動脈狭窄のある患者又は片腎で腎動脈狭窄のある患者においては、腎血流量の減少や糸球体ろ過圧の低下により急速に腎機能を悪化させるおそれがあるので、治療上やむを得ないと判断される場合を除き、使用は避けること。
2.
高カリウム血症の患者においては、高カリウム血症を増悪させるおそれがあるので、治療上やむを得ないと判断される場合を除き、使用は避けること。
また、腎機能障害、コントロール不良の糖尿病等により血清カリウム値が高くなりやすい患者では、高カリウム血症が発現するおそれがあるので、血清カリウム値に注意すること。
3.
本剤の投与によって次の患者では、初回投与後、一過性の急激な血圧低下を起こす場合があるので、投与は少量より開始し、増量する場合は患者の状態を十分に観察しながら徐々に行うこと。
(1)
重症の高血圧症患者
(2)
血液透析中の患者
(3)
利尿降圧剤投与中の患者(特に最近利尿降圧剤投与を開始した患者)
(4)
厳重な減塩療法中の患者
4.
*アリスキレンフ