KALIMATE Powder(Calcium polystyrene sulfonate)聚苯乙烯磺酸钙散,カリメート散
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聚苯乙烯磺酸钙散剂临床治疗慢性肾衰高血钾的效果研究
高血钾是临床遇到的急症之一,多见于慢性肾功能衰竭(CRF)常伴有少尿、无尿情况下,处理不及时可发生各种心律失常,致心跳骤停而死亡。因此及时处于高血钾对慢性肾衰患者极为重要。采用聚苯乙烯磺酸钙散治疗高血钾获得了理想疗效。
入选的40例慢性肾衰患者中,均存在各种原因引起的高钾血症,其中透析22例,每次血透前血钾浓度≥5.5mind/L;非透析患者18例,其血钾为:5.5mmol/L≤血钾浓度≤60mmd/L。患者入院后,每日服用聚苯乙烯磺酸钙散剂1-2次,每次20g,共7d,观察期间不用洋地黄制剂及碱性药物、胰岛素、利尿剂等。
结果发现,使用聚苯乙烯磺酸钙散剂后,患者血钾水平均明显下降。血液透析患者服用聚苯乙烯磺酸钙散剂3d,血K+由5.525mmol/L降至4.75mmol;服用聚苯乙烯磺酸钙散剂l周,显著降低4.45mmol/L。
CRF非血液透析高血钾患者使用聚苯乙烯磺酸钙散剂
3d后,血钾浓度由5.54mmol/L降至4.40mmol/,1周后降至4.04mmol/L。其中下降1mmol/L者29例占72.5%;下降0.5~0.9mmol/L者为7例,占17.4%。4例下降,但不足0.5mmol/L,未发现有血K+升高者。观察过程中发现治疗前血钾浓度越高者,下降的幅度越大。
患者服用中服用聚苯乙烯磺酸钙散剂期间,出现食欲欠佳者2例,恶心2例,呕吐者I例,纳差与恶心、呕吐同时出现者1例,停药后以上症状自行消失,服药期中发生便秘者1例,停药后恢复正常。均无需特别处理。
聚苯乙烯磺酸钙散口服后不被消化和吸收,在肠道内特别是结肠附近,药物中的钙离子和肠道内的钾离子交换,聚苯乙烯磺酸树脂本身没有任何变化,以原样从粪便中被排泄,其结果使肠道内的钾被清除至体外
本研究证实,慢性肾功能衰竭患者服用聚苯乙烯磺酸钙散后,能快速降低血钾浓度,有效防治高血钾的发生,提高患者生活质量。
作成又は改訂年月
** 2014年10月改訂(第12版)
* 2012年9月改訂
日本標準商品分類番号
87219
薬効分類名
血清カリウム抑制剤
承認等
販売名
カリメート散
販売名コード
2190016X1105
承認番号
21700AMX00086
商標名
Kalimate Powder
薬価基準収載年月
2005年12月
販売開始年月
1975年10月
貯法・使用期限等
貯法
気密容器、室温保存
使用期限
外箱等に表示
基準名
日本薬局方
ポリスチレンスルホン酸カルシウム
組成
成分・含量
1g中 日局ポリスチレンスルホン酸カルシウム1g
性状
剤形
散剤
色
微黄白色~淡黄色
におい
ほとんどなし
味
ほとんどなし
禁忌
(次の患者には投与しないこと)
腸閉塞の患者〔腸管穿孔を起こすおそれがある。〕
効能又は効果
急性および慢性腎不全に伴う高カリウム血症
用法及び用量
1. 経口投与
通常成人1日15~30gを2~3回にわけ、その1回量を水30~50mLに懸濁し、経口投与する。なお、症状により適宜増減する。
2. 注腸投与
通常成人1回30gを水または2%メチルセルロース溶液100mLに懸濁して注腸する。体温程度に加温した懸濁液を注腸し30分から1時間腸管内に放置する。液がもれてくるようであれば枕で臀部挙上するか、或いはしばらくの間膝胸位をとらせる。
水または2%メチルセルロース溶液にかえて5%ブドウ糖溶液を用いてもよい。
使用上の注意
慎重投与
(次の患者には慎重に投与すること)
1.
便秘を起こしやすい患者〔腸閉塞、腸管穿孔を起こすおそれがある。〕
2.
腸管狭窄のある患者〔腸閉塞、腸管穿孔を起こすおそれがある。〕
3.
消化管潰瘍のある患者〔症状を増悪させるおそれがある。〕
4.
副甲状腺機能亢進症の患者〔イオン交換で血中カルシウム濃度が上昇するおそれがある。〕
5.
多発性骨髄腫の患者〔イオン交換で血中カルシウム濃度が上昇するおそれがある。〕
重要な基本的注意
1.
**腸管穿孔、腸閉塞、大腸潰瘍があらわれることがあるので、高度の便秘、持続する腹痛、嘔吐、下血等の異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
2.
本剤を経口投与するにあたっては、患者に排便状況を確認させ、便秘に引き続き腹痛、腹部膨満感、嘔吐等の症状があらわれた場合には、医師等に相談するように患者を指導すること。
3.
過量投与を防ぐため、規則的に血清カリウム値及び血清カルシウム値を測定しながら投与すること。また異常を認めた場合には、減量又は休薬などの適切な処置を行うこと。
相互作用
併用注意
(併用に注意すること)
1. 薬剤名等
ジギタリス剤
ジゴキシン等
臨床症状・措置方法
ジギタリス中毒作用が増強されることがある。
機序・危険因子
本剤の血清カリウム値低下作用による。
2. 薬剤名等
アルミニウム、マグネシウム又はカルシウムを含有する制酸剤又は緩下剤
乾燥水酸化アルミニウムゲル、水酸化マグネシウム、沈降炭酸カルシウム等
臨床症状・措置方法
本剤の効果が減弱するおそれがある。
機序・危険因子
非選択的に上記薬剤の陽イオンと交換する可能性がある。
3. 薬剤名等
アルミニウム、マグネシウム又はカルシウムを含有する制酸剤又は緩下剤
乾燥水酸化アルミニウムゲル、水酸化マグネシウム、沈降炭酸カルシウム等
臨床症状・措置方法
全身性アルカローシスなどの症状があらわれたとの報告がある1)~3)。
機序・危険因子
腸管内に分泌された重炭酸塩の中和を妨げる1)。
4. 薬剤名等
*甲状腺ホルモン製剤
レボチロキシン等
臨床症状・措置方法
上記薬剤の効果が減弱することがあるので、服用時間をずらすなど注意すること。
機序・危険因子
本剤が消化管内で上記薬剤を吸着することにより、これらの薬剤の吸収を阻害すると考えられる。
副作用
副作用等発現状況の概要
承認時の臨床試験及び市販後の副作用頻度調査において報告された症例1,182例(経口投与)中、151例(12.8%)に169件の副作用が認められている。主な副作用は便秘109件(9.2%)、食欲不振18件(1.5%)、悪心16件(1.4%)等であった。また、臨床検査値の変動は13件(1.1%)に認められている。その内容は低カリウム血症であったが、これは投与量の増減により調節できるものである(副作用頻度調査終了時)4)。
重大な副作用
**腸管穿孔、腸閉塞、大腸潰瘍(頻度不明)があらわれることがあるので、観察を十分に行うこと。これらの病態を疑わせる高度の便秘、持続する腹痛、嘔吐、下血等の異常が認められた場合には、投与を中止し、聴診、触診、画像診断等を実施し、適切な処置を行うこと5)。
その他の副作用
1. 過敏症
頻度不明
発疹
2. 消化器
5%以上
便秘(経口)注)
3. 消化器
0.1~5%未満
悪心、嘔気、食欲不振、胃部不快感(経口)
4. 消化器
頻度不明
便秘(注腸)
5. 電解質
0.1~5%未満
低カリウム血症(経口)
6. 電解質
頻度不明
低カリウム血症(注腸)
その他の副作用の注意
注)「重要な基本的注意」の1.項参照
高齢者への投与
一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意すること。
妊婦、産婦、授乳婦等への投与
妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。
適用上の注意
1. 経口投与時
(1)
類薬(ポリスチレンスルホン酸ナトリウム)で、そのソルビトール懸濁液を経口投与し、小腸の穿孔、腸粘膜壊死、大腸潰瘍、結腸壊死等を起こした症例が報告されている。
(2)
本剤の経口投与では、消化管への蓄積を避けるため、便秘を起こさせないように注意すること。
2. 注腸投与時
(1)
動物実験(ラット)で、ソルビトールの注腸投与により腸壁壊死を起こすことが報告されている6)7)。
また、外国においてポリスチレンスルホン酸型陽イオン交換樹脂のソルビトール懸濁液を注腸し、結腸壊死を起こした症例が報告されているので、本剤を注腸する際にはソルビトール溶液を使用しないこと6)~8)。
(2)
本剤投与後は、腸管への残留を避けるため、必ず本剤を排泄させること。特に自然排泄が困難な患者においては、適切な方法を用いて本剤を腸管から取り除くこと。
その他の注意
1.
本剤のソルビトール懸濁液を経口投与し、結腸狭窄、結腸潰瘍等を起こした症例が報告されている。
2.
*本剤とアルギン酸ナトリウムとの併用により、消化管内に不溶性のゲルを生じたとの報告がある。
薬物動態
(参考)
本剤は吸収されないと考えられる(家兎)9)。ただし、5μm以下の微粒子は粘膜を経由して吸収され、細網内皮系組織等に沈着することが仔牛による実験で報告10)されているので、本剤は5μm以下の微粒子を0.1%以下に規制している。
臨床成績
二重盲検試験(経口投与)による臨床例(59例)において、対照薬(ポリスチレンスルホン酸ナトリウム)と同等の血清カリウム値の抑制効果が認められた11)。
また、119例を対象に実施された一般臨床試験において、急性及び慢性腎不全に伴う高カリウム血症に対する総有効率は、経口投与では97%(102/105)、注腸では100%(14/14)であった。
薬効薬理
1. 薬理作用
(1)
本剤を乾燥したものは7.0~9.0%のカルシウムを含み、またその1gは試験管内(KCl溶液)において、53~71mg(1.36~1.82mEq)のカリウムと交換する12)。
(2)
腎不全患者(成人)に対し1日15~30gの投与により血清カリウム値を約1mEq/L抑制した11)13)14)。
(3)
腎不全における本剤使用時には、ナトリウム型レジン使用時と異なり血清ナトリウム及びリン値の上昇、血清カルシウム値の減少は認められない(ヒト)11)13)14)。
(4)
カルシウム型なので、ナトリウム制限の患者にも使用でき、またナトリウムによる浮腫、高血圧あるいは心不全の発現及び悪化のおそれはない(ヒト)15)16)。
2. 作用機序
経口投与あるいは注腸後、消化・吸収されることなく、腸管内、特に結腸付近で、本剤のカルシウム・イオンと腸管内のカリウム・イオンが交換され、ポリスチレンスルホン酸樹脂としては何ら変化を受けることなしに、そのまま糞便中に排泄される。その結果腸管内のカリウムは体外へ除去される。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
ポリスチレンスルホン酸カルシウム
(Calcium Polystyrene Sulfonate)
構造式
不規則に入り乱れた複雑な立体構造を有するが、その構造は部分的には下記の通りである。

性状
微黄白色~淡黄色の粉末で、におい及び味はない。
水、エタノール(95)又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。
包装
1.
カリメート散 5g×126包
2.
カリメート散 500g
主要文献及び文献請求先
主要文献
1)
Fernandez,P.C.et al.:N.Engl.J.Med.,286.23(1972)
2)
Ziessman,H.A.:South.Med.J.,69.497(1976)
3)
Schroeder,E.T.:Gastroenterology,56.868(1969)
4)
厚生省薬務局安全課:医薬品副作用情報,No.40,9(1979)
5)
Minford,E.J.et al.:Postgrad.Med.J.,68.302(1992)
6)
Lillemoe,K.D.et al.:Surgery,101.267(1987)
7)
Scott,T.R.et al.:Dis.Colon Rectum,36.607(1993)
8)
Wootton,F.T.et al.:Ann.Intern.Med.,111.947(1989)
9)
和知正幸他:基礎と臨床,7.3528(1973)
10)
Payne,J.M.et al.:Nature,188.586(1960)
11)
鈴木好夫他:診療と保険,15.1794(1973)
12)
第十六改正日本薬局方解説書(廣川書店),C-4634(2011)
13)
片岡是充:診療と新薬,10.1013(1973)
14)
平沢由平:診療と新薬,10.1021(1973)
15)
Berlyne,G.M.et al.:Lancet,No.7430.167(1966)
16)
Berlyne,G.M.et al.:Isr.J.Med.Sci.,3.45(1967)
文献請求先
1
文献請求先
興和株式会社 医薬事業部 医薬学術部
〒103-8433 東京都中央区日本橋本町3-4-14
2
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