Warfarin(Warfarin Potassium)ワーファリン錠0.5mg/ワーファリン錠1mg/ワーファリン錠5mg
ダウンロード
--------------------------------------------------------------------------------
作成又は改訂年月
** 2014年7月改訂(第22版)
* 2013年5月改訂
日本標準商品分類番号
873332
日本標準商品分類番号等
再評価結果公表年月(最新)
1980年8月(錠1mg、錠5mg)
薬効分類名
経口抗凝固剤
承認等
販売名
ワーファリン錠0.5mg
販売名コード
3332001F3035
承認・許可番号
承認番号
21600AMZ00224000
商標名
Warfarin

薬価基準収載年月
2004年2月
販売開始年月
2004年5月
貯法・使用期限等
貯 法
室温保存
バラ包装は開栓後、光を遮り保存すること(光により変色及び含量の低下を認めることがある。なお、錠0.5mgのPTPはUVカットフィルムを使用している)。
使用期限
外箱又はラベルに表示の使用期限内に使用すること。
基準名
日本薬局方
ワルファリンカリウム錠
規制区分
処方箋医薬品
注意-医師等の処方箋により使用すること
組成
1錠中にワルファリンカリウム0.5mgを含有する淡黄色の割線入り素錠である。
添加物として黄色三二酸化鉄、結晶セルロース、ステアリン酸マグネシウム、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖水和物、ヒドロキシプロピルセルロースを含有する。
性状
剤形
素錠
識別コード
255
外形:表

外形:裏

外形:側面

直径
7.6mm
質量
144mg
厚さ
2.8mm
性状
淡黄色
割線入り
販売名
ワーファリン錠1mg
販売名コード
3332001F1024
承認・許可番号
承認番号
15700AMZ00805000
商標名
Warfarin
薬価基準収載年月
1978年2月
販売開始年月
1962年5月
貯法・使用期限等
貯 法
室温保存
バラ包装は開栓後、光を遮り保存すること(光により変色及び含量の低下を認めることがある。なお、錠1mgのPTPは着色フィルムを使用している)。
使用期限
外箱又はラベルに表示の使用期限内に使用すること。
基準名
日本薬局方
ワルファリンカリウム錠
規制区分
処方箋医薬品
注意-医師等の処方箋により使用すること
組成
1錠中にワルファリンカリウム1mgを含有する白色の割線入り素錠である。
添加物として結晶セルロース、ステアリン酸マグネシウム、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖水和物、ヒドロキシプロピルセルロースを含有する。
性状
剤形
素錠
識別コード
256
外形:表

外形:裏

外形:側面

直径
8.1mm
質量
190mg
厚さ
3.1mm
性状
白色
割線入り
販売名
ワーファリン錠5mg

販売名コード
3332001F2020
承認・許可番号
承認番号
15700AMZ00806000
商標名
Warfarin
薬価基準収載年月
1978年2月
販売開始年月
1976年12月
貯法・使用期限等
貯 法
室温保存
バラ包装は開栓後、光を遮り保存すること(光により変色及び含量の低下を認めることがある)。
使用期限
外箱又はラベルに表示の使用期限内に使用すること。
基準名
日本薬局方
ワルファリンカリウム錠
規制区分
処方箋医薬品
注意-医師等の処方箋により使用すること
組成
1錠中にワルファリンカリウム5mgを含有するわずかに赤味をおびた橙色の割線入り素錠である。
添加物として黄色5号アルミニウムレーキ、結晶セルロース、ステアリン酸マグネシウム、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖水和物、ヒドロキシプロピルセルロースを含有する。
性状
剤形
素錠
識別コード
257
外形:表

外形:裏
外形:側面

直径
8.6mm
質量
210mg
厚さ
3.0mm
性状
わずかに赤味をおびた橙色
割線入り
警告
本剤とカペシタビンとの併用により、本剤の作用が増強し、出血が発現し死亡に至ったとの報告がある。併用する場合には血液凝固能検査を定期的に行い、必要に応じ適切な処置を行うこと。〔「相互作用」の項参照〕
禁忌
(次の患者には投与しないこと)
1.
出血している患者(血小板減少性紫斑病、血管障害による出血傾向、血友病その他の血液凝固障害、月経期間中、手術時、消化管潰瘍、尿路出血、喀血、流早産・分娩直後等性器出血を伴う妊産褥婦、頭蓋内出血の疑いのある患者等)
〔本剤を投与するとその作用機序より出血を助長することがあり、ときには致命的になることもある。〕
2.
出血する可能性のある患者(内臓腫瘍、消化管の憩室炎、大腸炎、亜急性細菌性心内膜炎、重症高血圧症、重症糖尿病の患者等)
〔出血している患者同様に血管や内臓等の障害箇所に出血が起こることがある。〕
3.
重篤な肝障害・腎障害のある患者
〔ビタミンK依存性凝固因子は肝臓で産生されるので、これが抑制され出血することがある。また、本剤の代謝・排泄の遅延で出血することがある。〕
4.
中枢神経系の手術又は外傷後日の浅い患者
〔出血を助長することがあり、ときには致命的になることもある。〕
5.
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
6.
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人
〔「重要な基本的注意」及び「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照〕
7.
骨粗鬆症治療用ビタミンK2(メナテトレノン)製剤を投与中の患者
〔「相互作用」の項参照〕
8.
*イグラチモドを投与中の患者
〔「相互作用」の項参照〕
効能又は効果
効能又は効果/用法及び用量
血栓塞栓症(静脈血栓症、心筋梗塞症、肺塞栓症、脳塞栓症、緩徐に進行する脳血栓症等)の治療及び予防
用法及び用量
本剤は、血液凝固能検査(プロトロンビン時間及びトロンボテスト)の検査値に基づいて、本剤の投与量を決定し、血液凝固能管理を十分に行いつつ使用する薬剤である。
初回投与量を1日1回経口投与した後、数日間かけて血液凝固能検査で目標治療域に入るように用量調節し、維持投与量を決定する。
ワルファリンに対する感受性には個体差が大きく、同一個人でも変化することがあるため、定期的に血液凝固能検査を行い、維持投与量を必要に応じて調節すること。
抗凝固効果の発現を急ぐ場合には、初回投与時ヘパリン等の併用を考慮する。
成人における初回投与量は、ワルファリンカリウムとして、通常1~5mg1日1回である。
小児における維持投与量(mg/kg/日)の目安を以下に示す。
12ヵ月未満:0.16mg/kg/日
1歳以上15歳未満:0.04~0.10mg/kg/日
用法及び用量に関連する使用上の注意
1.
血液凝固能検査(プロトロンビン時間及びトロンボテスト)等に基づき投与量を決定し、治療域を逸脱しないように、血液凝固能管理を十分に行いつつ使用すること。
2.
プロトロンビン時間及びトロンボテストの検査値は、活性(%)以外の表示方法として、一般的にINR(International Normalized Ratio:国際標準比)が用いられている。INRを用いる場合、国内外の学会のガイドライン等、最新の情報を参考にし、年齢、疾患及び併用薬等を勘案して治療域を決定すること。
3.
成人における維持投与量は1日1回1~5mg程度となることが多い。
使用上の注意
慎重投与
(次の患者には慎重に投与すること)
1.
肝炎、下痢、脂肪の吸収不全、慢性アルコール中毒、うっ血性心不全、敗血症、遷延性低血圧症のある患者及び新生児のビタミンK欠乏時等
〔本剤の作用が増強されることがある。〕
2.
ビタミンK摂取時等
〔本剤の作用が減弱されることがある。〕
3.
**悪性腫瘍の患者
〔悪性腫瘍の患者では、血液凝固能の亢進により血栓傾向となる一方で、腫瘍関連出血を生じることがある。また、全身状態や摂食状況の変化に伴う血液凝固能の変動を生じることがある。〕
4.
産褥婦
〔出血しやすく、出血量が多くなることがある。〕
5.
**甲状腺機能亢進症、又は甲状腺機能低下症の患者
〔甲状腺機能異常の患者では、病態の変化又は治療過程で甲状腺機能が正常化し、血液凝固能が変化することがある。その結果として本剤の作用が見かけ上減弱、又は増強するおそれがある。〕
6.
新生児
〔「重要な基本的注意」及び「小児等への投与」の項参照〕
重要な基本的注意
1.
併用注意の薬剤との併用により、本剤の作用が増強し、重篤な出血に至ったとの報告がある。本剤の作用増強が進展あるいは持続しないように十分注意し、適切な治療域へ用量調節すること。一方、本剤の作用減弱の場合も同様に作用減弱が進展あるいは持続しないように十分注意すること。
2.
急に投与を中止した場合、血栓を生じるおそれがあるので徐々に減量すること。
3.
出血等の副作用のため本剤の抗凝血作用を急速に減少する必要がある場合には投与を中止するとともに、ビタミンK製剤の投与を要することがある。なお、脳出血等の重篤な出血を発現した場合には、必要に応じて、新鮮凍結血漿の輸注等の適切な処置も考慮すること。これらの場合にも血栓再発に対し十分注意すること。
4.
ビタミンK製剤を投与中の患者には本剤の効果が発現しないので、本剤の治療を要する場合は、止血目的以外のビタミンK製剤を投与しないこと。
5.
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないこと。また、妊娠する可能性のある婦人に投与する場合には、事前に本剤による催奇形性、胎児の出血傾向に伴う死亡、分娩時の母体の異常出血の危険性について十分説明すること。〔「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照〕
6.
小児に本剤を使用する場合、小児の抗凝固薬療法に精通した医師が監督すること。
7.
新生児への投与に関する安全性は確立していないので、新生児には、有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
相互作用
相互作用の概略
**他の薬剤との相互作用は、可能な全ての組合せについて検討されているわけではない。抗凝血薬療法施行中に、新たに他剤を併用したり、休薬する場合には、血液凝固能の変動に注意すること。なお、本剤(光学異性体のS体)は、主として肝薬物代謝酵素CYP2C9によって代謝される。〔「薬物動態」の項参照〕
併用禁忌
(併用しないこと)
1.
薬剤名等
骨粗鬆症治療用ビタミンK2製剤
メナテトレノン(グラケー)
臨床症状・措置方法
本剤の効果を減弱する。
患者が本剤による治療を必要とする場合、本剤による治療を優先し、骨粗鬆症治療用ビタミンK2製剤の投与を中止すること。
機序・危険因子
ビタミンKが本剤のビタミンK依存性凝固因子の生合成阻害作用と拮抗する。
2.
薬剤名等
*イグラチモド(ケアラム、コルベット)
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがある。
患者が本剤による治療を必要とする場合、本剤による治療を優先し、イグラチモドを投与しないこと。
機序・危険因子
機序不明
併用注意
(併用に注意すること)
1. 薬剤名等
薬効分類:催眠鎮静剤
バルビツール酸系及びチオバルビツール酸系薬剤
フェノバルビタール等
臨床症状・措置方法
本剤の作用を減弱することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素を誘導する。
2. 薬剤名等
薬効分類:催眠鎮静剤
抱水クロラール
トリクロホスナトリウム
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤の活性代謝物が本剤の血漿蛋白からの遊離を促進する。
3. 薬剤名等
薬効分類:抗てんかん剤
カルバマゼピン
臨床症状・措置方法
本剤の作用を減弱することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素を誘導する。
4. 薬剤名等
薬効分類:抗てんかん剤
プリミドン
臨床症状・措置方法
本剤の作用を減弱することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素を誘導する。
5. 薬剤名等
**薬効分類:抗てんかん剤
フェニトイン
ホスフェニトインナトリウム水和物
臨床症状・措置方法
本剤の作用を減弱又は増強することがある。
また、フェニトインの作用を増強することがある。
併用する場合には血液凝固能の変動及びフェニトインの中毒症状又は血中濃度の上昇に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素を誘導し、本剤の作用を減弱する。
相手薬剤が本剤の血漿蛋白からの遊離を促進し、本剤の作用を増強する。
本剤が相手薬剤の肝薬物代謝酵素を阻害し、相手薬剤の作用を増強する。
6. 薬剤名等
薬効分類:抗てんかん剤
エトトイン
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがある。
また、エトトインの作用を増強することがある。
併用する場合には血液凝固能の変動及びエトトインの中毒症状又は血中濃度の上昇に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の血漿蛋白からの遊離を促進する。
本剤が相手薬剤の肝代謝を阻害する。
7. 薬剤名等
薬効分類:抗てんかん剤
バルプロ酸ナトリウム
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が血液凝固因子(フィブリノゲン)の肝生合成を減弱させる。
相手薬剤の血小板凝集抑制作用による。
相手薬剤が本剤の血漿蛋白からの遊離を促進する。
8. 薬剤名等
薬効分類:解熱鎮痛消炎剤
アセトアミノフェン
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
機序不明
9. 薬剤名等
薬効分類:解熱鎮痛消炎剤
セレコキシブ
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素CYP2C9を阻害する。
本剤が相手薬剤の副作用である消化管出血を助長することがある。
10. 薬剤名等
薬効分類:解熱鎮痛消炎剤
トラマドール塩酸塩
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
機序不明
11. 薬剤名等
薬効分類:解熱鎮痛消炎剤
ブコローム
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素CYP2C9を阻害する。
12. 薬剤名等
薬効分類:解熱鎮痛消炎剤
メロキシカム
ロルノキシカム
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素CYP2C9を阻害する。
相手薬剤の血小板凝集抑制作用による。
本剤が相手薬剤の副作用である消化管出血を助長することがある。
相手薬剤が本剤の血漿蛋白からの遊離を促進する。
13. 薬剤名等
薬効分類:解熱鎮痛消炎剤
アスピリン
イブプロフェン
インドメタシン
インドメタシン ファルネシル
エトドラク
ケトプロフェン
サリチル酸類
ジクロフェナクナトリウム
スリンダク
テノキシカム
ナブメトン
ナプロキセン
ピロキシカム
フルルビプロフェン
メフェナム酸
モフェゾラク
ロキソプロフェンナトリウム水和物等
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤の血小板凝集抑制作用による。
本剤が相手薬剤の副作用である消化管出血を助長することがある。
相手薬剤が本剤の血漿蛋白からの遊離を促進する。
14. 薬剤名等
薬効分類:精神神経用剤
トラゾドン塩酸塩
臨床症状・措置方法
本剤の作用を減弱することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
機序不明
15. 薬剤名等
薬効分類:精神神経用剤
メチルフェニデート塩酸塩
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
機序不明
16. 薬剤名等
薬効分類:精神神経用剤
三環系抗うつ剤
アミトリプチリン塩酸塩等
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素を阻害する。
17. 薬剤名等
薬効分類:精神神経用剤
パロキセチン塩酸塩水和物
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
機序不明
18. 薬剤名等
薬効分類:精神神経用剤
フルボキサミンマレイン酸塩
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素を阻害する。
19. 薬剤名等
薬効分類:精神神経用剤
モノアミン酸化酵素阻害剤
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
機序不明
20. 薬剤名等
薬効分類:不整脈用剤
アミオダロン塩酸塩
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素CYP2C9を阻害する。
相手薬剤の甲状腺機能異常の副作用により甲状腺機能が亢進すると本剤の作用が増強される。
21. 薬剤名等
薬効分類:不整脈用剤
プロパフェノン塩酸塩
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素を阻害する。
22. 薬剤名等
薬効分類:不整脈用剤
キニジン硫酸塩水和物
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
機序不明
23. 薬剤名等
薬効分類:高脂血症用剤
コレスチラミン
臨床症状・措置方法
本剤の作用を減弱することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が腸管内で本剤を吸着し本剤の吸収を阻害する。
相手薬剤が本剤の腸肝循環を妨げる。
24. 薬剤名等
薬効分類:高脂血症用剤
シンバスタチン
フルバスタチンナトリウム
ロスバスタチンカルシウム
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
機序不明
25. 薬剤名等
薬効分類:高脂血症用剤
フィブラート系
ベザフィブラート
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の作用部位への親和性を増加させる。
26. 薬剤名等
薬効分類:高脂血症用剤
フィブラート系
クリノフィブラート
クロフィブラート
フェノフィブラート等
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
機序不明
27. 薬剤名等
薬効分類:高脂血症用剤
デキストラン硫酸エステルナトリウム
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤の抗凝固(抗トロンビン)作用による。
28. 薬剤名等
薬効分類:消化性潰瘍用剤
オメプラゾール
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素を阻害する。
29. 薬剤名等
薬効分類:消化性潰瘍用剤
シメチジン
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素CYP1A2、CYP2C9、CYP3A4等を阻害する。
30. 薬剤名等
薬効分類:鎮吐剤
アプレピタント
臨床症状・措置方法
本剤の作用を減弱することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素CYP2C9を誘導する。
31. 薬剤名等
薬効分類:ホルモン剤
副腎皮質ホルモン
プレドニゾロン等
臨床症状・措置方法
本剤の作用を減弱又は増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が血液凝固能を亢進させ、本剤の作用を減弱する。
本剤が相手薬剤の副作用である消化管出血を助長することがある。
32. 薬剤名等
薬効分類:ホルモン剤
甲状腺製剤
レボチロキシンナトリウム水和物等
臨床症状・措置方法
甲状腺機能低下症の患者に相手薬剤を投与し甲状腺機能が正常化すると血液凝固能が低下し、見かけ上本剤の作用が増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤がビタミンK依存性血液凝固因子の異化を促進する。
33. 薬剤名等
薬効分類:ホルモン剤
抗甲状腺製剤
チアマゾール等
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがある。
甲状腺機能亢進症の患者に相手薬剤を投与し甲状腺機能が正常化すると血液凝固能が亢進し見かけ上の本剤の作用が減弱することがある。
併用する場合には病態の変化に応じて血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤の副作用である低プロトロンビン血症が出血傾向を助長することがある。
甲状腺機能が亢進すると血液凝固因子の合成及び代謝亢進により本剤の作用が増強することがある。相手薬剤投与で甲状腺機能が正常化すると、増強されていた本剤の効果が減弱することがある。
34. 薬剤名等
薬効分類:ホルモン剤
グルカゴン
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
機序不明
35. 薬剤名等
薬効分類:ホルモン剤
蛋白同化ステロイド
ナンドロロンデカン酸エステル等
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
機序不明
36. 薬剤名等
薬効分類:ホルモン剤
ダナゾール
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の作用部位への親和性を増加させる。
相手薬剤がビタミンK依存性凝固因子の異化を促進する。
相手薬剤が抗凝固能を亢進するとの報告がある。
37. 薬剤名等
薬効分類:ホルモン剤
男性ホルモン
メチルテストステロン等
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤がビタミンK依存性凝固因子の合成抑制あるいは分解を促進する。
38. 薬剤名等
薬効分類:痔疾用剤
トリベノシド
トリベノシド・リドカイン
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
機序不明
39. 薬剤名等
薬効分類:ビタミン剤
ビタミンK及びビタミンK含有製剤
フィトナジオン(ビタミンK1)
臨床症状・措置方法
本剤の作用を減弱するので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
ビタミンKが本剤のビタミンK依存性凝固因子生合成阻害作用と拮抗する。
40. 薬剤名等
薬効分類:ビタミン剤
ビタミンK及びビタミンK含有製剤
メナテトレノン(ビタミンK2)
臨床症状・措置方法
本剤の作用を減弱するので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
ビタミンKが本剤のビタミンK依存性凝固因子生合成阻害作用と拮抗する。
41. 薬剤名等
薬効分類:ビタミン剤
ビタミンK及びビタミンK含有製剤
経腸栄養剤
高カロリー輸液用総合ビタミン剤等
臨床症状・措置方法
本剤の作用を減弱するので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
ビタミンKが本剤のビタミンK依存性凝固因子生合成阻害作用と拮抗する。
42. 薬剤名等
薬効分類:抗血栓剤
血液凝固阻止剤
ヘパリンナトリウム
ヘパリンカルシウム
臨床症状・措置方法
相互に抗凝固作用、出血傾向を増強することがあるので、併用する場合には観察を十分に行い、相手薬剤の用量を調節するなど十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤の血液凝固因子阻害作用による。
43. 薬剤名等
薬効分類:抗血栓剤
血液凝固阻止剤
低分子量ヘパリン
ダルテパリンナトリウム等
ヘパリノイド
ダナパロイドナトリウム
臨床症状・措置方法
相互に抗凝固作用、出血傾向を増強することがあるので、併用する場合には観察を十分に行い、相手薬剤の用量を調節するなど十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤の血液凝固因子(第Xa因子等)阻害作用による。
44. 薬剤名等
**薬効分類:抗血栓剤
血液凝固阻止剤
Xa阻害剤
フォンダパリヌクスナトリウム
エドキサバントシル酸塩水和物
リバーロキサバン
アピキサバン
臨床症状・措置方法
相互に抗凝固作用、出血傾向を増強することがあるので、併用する場合には観察を十分に行い、相手薬剤の用量を調節するなど十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤の血液凝固因子(第Xa因子)阻害作用による。
45. 薬剤名等
薬効分類:抗血栓剤
血液凝固阻止剤
抗トロンビン剤
アルガトロバン水和物
ダビガトランエテキシラートメタンスルホン酸塩
臨床症状・措置方法
相互に抗凝固作用、出血傾向を増強することがあるので、併用する場合には観察を十分に行い、相手薬剤の用量を調節するなど十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤の血液凝固因子(トロンビン)阻害作用による。
46. 薬剤名等
薬効分類:抗血栓剤
血小板凝集抑制作用を有する薬剤
アスピリン
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤の血小板凝集抑制作用による。
本剤が相手薬剤の副作用である消化管出血を助長することがある。
相手薬剤が本剤の血漿蛋白からの遊離を促進する。
47. 薬剤名等
薬効分類:抗血栓剤
血小板凝集抑制作用を有する薬剤
イコサペント酸エチル
オザグレルナトリウム
クロピドグレル硫酸塩
サルポグレラート塩酸塩
シロスタゾール
チクロピジン塩酸塩
ベラプロストナトリウム
リマプロストアルファデクス等
臨床症状・措置方法
相互に出血傾向を増強することがあるので、併用する場合には観察を十分に行い、相手薬剤の用量を調節するなど十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤の血小板凝集抑制作用による。
48. 薬剤名等
薬効分類:抗血栓剤
血栓溶解剤
ウロキナーゼ
アルテプラーゼ
モンテプラーゼ等
臨床症状・措置方法
相互に出血傾向を増強することがあるので、併用する場合には観察を十分に行い、相手薬剤の用量を調節するなど十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤のフィブリン溶解作用による。
49. 薬剤名等
薬効分類:抗血栓剤
乾燥濃縮人活性化プロテインC
臨床症状・措置方法
相互に出血傾向を増強することがあるので、併用する場合には観察を十分に行い、相手薬剤の用量を調節するなど十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤の血液凝固因子(トロンビン)生成阻害作用による。
50. 薬剤名等
薬効分類:抗血栓剤
トロンボモデュリン アルファ
臨床症状・措置方法
相互に出血傾向を増強することがあるので、併用する場合には観察を十分に行い、相手薬剤の用量を調節するなど十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤のプロテインC活性促進を介したトロンビン生成阻害作用による。
51. 薬剤名等
薬効分類:抗血栓剤
バトロキソビン
臨床症状・措置方法
相互に出血傾向を増強することがあるので、併用する場合には観察を十分に行い、相手薬剤の用量を調節するなど十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤の血液凝固因子(フィブリノゲン)分解作用による。
52. 薬剤名等
薬効分類:痛風治療剤
アロプリノール
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素を阻害する。
53. 薬剤名等
薬効分類:痛風治療剤
プロベネシド
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の腎尿細管分泌を阻害し尿中排泄を低下させる。
54. 薬剤名等
薬効分類:痛風治療剤
ベンズブロマロン
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素CYP2C9を阻害する。
55. 薬剤名等
薬効分類:酵素製剤
プロナーゼ
ブロメライ
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤のフィブリン溶解作用による。
56. 薬剤名等
薬効分類:糖尿病用剤
スルホニル尿素系糖尿病用剤
グリベンクラミド
グリメピリド
クロルプロパミド
トルブタミド等
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがある。
また、相手薬剤の血糖降下作用を増強し、低血糖症状があらわれることがある。
併用する場合には相手薬剤の作用増強及び血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素を阻害し、本剤の作用を増強する。
本剤が相手薬剤の肝代謝を阻害し、相手薬剤の作用を増強する。
57. 薬剤名等
薬効分類:抗リウマチ剤
オーラノフィン
臨床症状・措置方法
動物実験でオーラノフィンの急性毒性を増強したとの報告があるので、併用に注意すること。
機序・危険因子
機序不明
58. 薬剤名等
薬効分類:抗リウマチ剤
レフルノミド
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤の活性代謝物が本剤の肝薬物代謝酵素CYP2C9を阻害する。
59. 薬剤名等
薬効分類:抗腫瘍剤
アザチオプリン
メルカプトプリン
臨床症状・措置方法
本剤の作用を減弱することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
なお、相手薬剤が本剤の作用を増強したとの報告もある。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素を誘導する。
本剤の作用増強については、機序不明である。
60. 薬剤名等
薬効分類:抗腫瘍剤
タモキシフェンクエン酸塩
トレミフェンクエン酸塩
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素を阻害する。
61. 薬剤名等
薬効分類:抗腫瘍剤
ゲフィチニブ
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
機序不明
62. 薬剤名等
薬効分類:抗腫瘍剤
エルロチニブ塩酸塩
臨床症状・措置方法
INR増加、胃腸出血等の報告があるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
機序不明
63. 薬剤名等
薬効分類:抗腫瘍剤
フルタミド
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
機序不明
64. 薬剤名等
薬効分類:抗腫瘍剤
フルオロウラシル系製剤及びその配合剤
カペシタビン
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素CYP2C9を阻害する。
65. 薬剤名等
**薬効分類:抗腫瘍剤
フルオロウラシル系製剤及びその配合剤
フルオロウラシル
テガフール
テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム等
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
また、テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウムでは、併用中止後も、本剤の作用が遷延し、出血やINR上昇に至ったとの報告もあるので、十分注意すること。
機序・危険因子
機序不明
66. 薬剤名等
薬効分類:抗腫瘍剤
イマチニブメシル酸塩
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素CYP2C9を阻害する。
67. 薬剤名等
薬効分類:アレルギー用薬
ザフィルルカスト
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素CYP2C9を阻害する。
68. 薬剤名等
薬効分類:アレルギー用薬
トラニラスト
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
機序不明
69. 薬剤名等
薬効分類:アレルギー用薬
オザグレル塩酸塩水和物
臨床症状・措置方法
相互に出血傾向を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤の血小板凝集抑制作用による。
70. 薬剤名等
薬効分類:抗生物質製剤
アミノグリコシド系
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤の腸内細菌抑制作用によりビタミンK産生が抑制される。
71. 薬剤名等
薬効分類:抗生物質製剤
クロラムフェニコール系
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤の腸内細菌抑制作用によりビタミンK産生が抑制される。
72. 薬剤名等
薬効分類:抗生物質製剤
セフェム系
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤の腸内細菌抑制作用によりビタミンK産生が抑制される。
73. 薬剤名等
薬効分類:抗生物質製剤
テトラサイクリン系
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤の腸内細菌抑制作用によりビタミンK産生が抑制される。
74. 薬剤名等
薬効分類:抗生物質製剤
ペニシリン系
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤の腸内細菌抑制作用によりビタミンK産生が抑制される。
75. 薬剤名等
薬効分類:抗生物質製剤
マクロライド系
エリスロマイシン
クラリスロマイシン
ロキシスロマイシン
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素を阻害する。
76. 薬剤名等
薬効分類:抗生物質製剤
マクロライド系
アジスロマイシン
テリスロマイシン等
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
機序不明
77. 薬剤名等
薬効分類:抗結核剤
リファンピシン
臨床症状・措置方法
本剤の作用を減弱することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素を誘導する。
78. 薬剤名等
薬効分類:抗結核剤
アミノサリチル酸類
パラアミノサリチル酸カルシウム水和物等
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
機序不明
79. 薬剤名等
薬効分類:抗結核剤
イソニアジド
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素を阻害する。
80. 薬剤名等
薬効分類:化学療法剤
キノロン系抗菌剤
ナリジクス酸
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の血漿蛋白からの遊離を促進する。
81. 薬剤名等
薬効分類:化学療法剤
キノロン系抗菌剤
オフロキサシン
シプロフロキサシン
ノルフロキサシン
レボフロキサシン水和物等
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
機序不明
82. 薬剤名等
薬効分類:化学療法剤
サルファ剤及びその配合剤
スルファメトキサゾール・トリメトプリム
サラゾスルファピリジン等
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素を阻害する。
83. 薬剤名等
薬効分類:抗真菌剤
グリセオフルビン
臨床症状・措置方法
本剤の作用を減弱することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素を誘導する。
84. 薬剤名等
**薬効分類:抗真菌剤
アゾール系抗真菌剤
イトラコナゾール
フルコナゾール
ボリコナゾール
ミコナゾール等
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
また、ミコナゾールでは、併用中止後も、本剤の作用が遷延し、出血やINR上昇に至ったとの報告もあるので、十分注意すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素を阻害する。
85. 薬剤名等
薬効分類:抗HIV薬
ネビラピン
臨床症状・措置方法
本剤の作用を変化させることがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素CYP3Aに影響する。
86. 薬剤名等
薬効分類:抗HIV薬
サキナビル
サキナビルメシル酸塩
デラビルジンメシル酸塩
ホスアンプレナビルカルシウム水和物
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素を阻害する。
87. 薬剤名等
薬効分類:抗HIV薬
アタザナビル硫酸塩
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
機序不明
88. 薬剤名等
薬効分類:抗HIV薬
リトナビル
ロピナビル・リトナビル配合剤
臨床症状・措置方法
本剤の作用を変化させることがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
機序不明
89. 薬剤名等
薬効分類:抗原虫剤
キニーネ塩酸塩水和物
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が肝の血液凝固因子合成を阻害する。
90. 薬剤名等
薬効分類:抗原虫剤
メトロニダゾール
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素を阻害する。
91. 薬剤名等
薬効分類:その他の医薬品
ボセンタン水和物
臨床症状・措置方法
本剤の作用を減弱することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素CYP2C9、CYP3A4を誘導する。
92. 薬剤名等
薬効分類:その他の医薬品
納豆菌含有製剤
臨床症状・措置方法
本剤の作用を減弱することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
納豆が本剤の抗凝固作用を減弱するとの報告がある。
93. 薬剤名等
薬効分類:その他の医薬品
インターフェロン
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の肝代謝を阻害する。
94. 薬剤名等
薬効分類:その他の医薬品
ジスルフィラム
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の肝代謝を阻害する。
95. 薬剤名等
薬効分類:その他の医薬品
イプリフラボン
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
機序不明
96. 薬剤名等
薬効分類:飲食物
アルコール
臨床症状・措置方法
本剤の作用を減弱又は増強することがあるので、本剤服用中の飲酒には注意すること。
機序・危険因子
アルコールの慢性的摂取により、本剤の薬物代謝酵素を誘導し、本剤の作用を減弱する。
アルコールによる肝機能の低下が本剤の作用を増強する。
97. 薬剤名等
薬効分類:飲食物
セイヨウオトギリソウ(St. John's Wort,セント・ジョーンズ・ワート)含有食品
臨床症状・措置方法
本剤の作用を減弱することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素CYP2C9、CYP3A4を誘導する。
98. 薬剤名等
薬効分類:飲食物
ビタミンK含有食品
納豆
クロレラ食品
青汁
臨床症状・措置方法
本剤の作用を減弱するので、上記食品を避けるよう、患者に十分説明すること。
機序・危険因子
上記食品に含まれるビタミンKが本剤のビタミンK依存性凝固因子生合成阻害作用と拮抗する。
99. 薬剤名等
薬効分類:飲食物
ビタミンK含有食品
上記以外のビタミンK含有食品
臨床症状・措置方法
一時的に大量摂取すると本剤の作用を減弱することがあるので、患者に十分説明すること。
機序・危険因子
上記食品に含まれるビタミンKが本剤のビタミンK依存性凝固因子生合成阻害作用と拮抗する。
副作用
重大な副作用
1. 出血
頻度不明
脳出血等の臓器内出血、粘膜出血、皮下出血等を生じることがある。このような場合には、本剤の減量又は休薬、あるいはビタミンK製剤投与、新鮮凍結血漿の輸注等の適切な処置を行うこと。また、同時に血液凝固能検査(トロンボテスト等)を行うことが望ましい。
2. 皮膚壊死
頻度不明
本剤投与開始による早期にプロテインC活性の急速な低下が原因で、一過性の過凝固状態となることがある。その結果、微小血栓を生じ皮膚壊死に至る可能性がある。投与前にプロテインC活性を確認することが望ましい。
3. 肝機能障害、黄疸
頻度不明
AST(GOT)、ALT(GPT)、Al‐Pの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、本剤を減量又は休薬するなど、適切な処置を行うこと。
その他の副作用
1. 過敏症注)
頻度不明
発疹、そう痒症、紅斑、蕁麻疹、皮膚炎、発熱
2. 肝臓
頻度不明
AST(GOT)、ALT(GPT)の上昇等
3. 消化器
頻度不明
悪心・嘔吐、下痢
4. 皮膚
頻度不明
脱毛
5. その他
頻度不明
抗甲状腺作用
その他の副作用の注意
注)このような場合には投与を中止すること。
高齢者への投与
本剤は、血漿アルブミンとの結合率が高く(「薬物動態」の項参照)、高齢者では血漿アルブミンが減少していることが多いため、遊離の薬物の血中濃度が高くなるおそれがある。用量に留意し慎重に投与すること。
妊婦、産婦、授乳婦等への投与
1.
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないこと。
〔本剤は胎盤を通過し、点状軟骨異栄養症等の軟骨形成不全、神経系の異常、胎児の出血傾向に伴う死亡の報告がある。また、分娩時に母体の異常出血があらわれることがある。〕
2.
本剤投与中の授乳婦には授乳を避けさせること。
〔ヒト母乳中に移行し、新生児に予期しない出血があらわれることがある。〕
小児等への投与
新生児に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。
過量投与
本剤過量投与による出血には、ビタミンK製剤の静脈内投与が奏効し、一般的には数時間以内で回復する。1)
適用上の注意
薬剤交付時
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜に刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)
その他
本剤使用に当って
(1) 患者への注意
使用上の注意記載内容の他、次の事項について患者へ必要と考えられるアドバイスを行うこと。
1)
必ず指示された通りに服用すること(服用を忘れた時の対応の仕方も併せて)。
2)
定期的に診察を受け、凝血能検査(トロンボテスト等)を必ずしてもらうこと。
3)
手術や抜歯をする時は、事前に主治医に相談すること。
4)
創傷を受けやすい仕事に従事しないこと。
5)
納豆、クロレラ食品及び青汁は本剤の抗凝血作用を減弱させるので避けることが望ましい。2) 3) 4)
(2)
他院や他科に受診の際は、本剤の服用を医師、歯科医師、又は薬剤師に知らせること。
(3)
患者用説明書(見本添付)、患者携帯用の抗凝血薬療法手帳を用意してあるので、必要に応じ、適宜これを用いることができる。
薬物動態
1. 血中濃度
健康成人男子(CYP2C9 *1/*3及び*3/*3遺伝子型を示さない者)に本剤0.5mg、1mg又は5mgを絶食下単回経口投与した際、投与後0.5時間で最高血漿中濃度(Cmax)に到達し、55~133時間の半減期で消失した。5)

ワルファリンカリウムの単回経口投与時の平均血漿中濃度推移
2. 吸収・分布・代謝・排泄
(外国人のデータ)
本薬は、経口投与後、上部消化管より極めて良く吸収され、血漿中ではアルブミンと97%が結合して存在する。6)
尿中への未変化体の排泄率は、ごく微量であり、代謝は、アセトニル基の還元によるワルファリンアルコールへの変換と6‐あるいは7‐ヒドロキシワルファリンが主である。7) 8)
本薬の代謝に関与する主な肝薬物代謝酵素CYPの分子種はCYP2C9(光学異性体のS体)であり、CYP1A2、CYP3A4(光学異性体のR体)も関与することが報告されている。9)
薬物動態の表
ワルファリンカリウムの単回経口投与時の薬物動態パラメータ
投与量
(mg) |
例数 |
Cmax
(ng/mL) |
tmax
(hr) |
AUC0-144
(ng・hr/mL) |
t1/2
(hr) |
0.5 |
24 |
69±17 |
0.50
(0.25-2.00) |
1734±321 |
133±42 |
1 |
22 |
135±32 |
0.50
(0.25-1.00) |
3442±570 |
95±27 |
5 |
24 |
685±173 |
0.50
(0.25-4.00) |
21669±3851 |
55±12 |
平均値±標準偏差、tmaxは中央値(最小値-最大値)
臨床成績
臨床効果
(1) 静脈血栓に対する効果
網膜静脈血栓症の視力の改善に有効であった。10)
(外国人のデータ)
血栓性静脈炎、心筋梗塞、冠不全及び肺梗塞の患者の症候の消失に有効であった。11)
(2) 心筋梗塞における冠状動脈閉塞に対する効果
(外国人のデータ)
急性心筋梗塞入院患者92例を対象に、心筋梗塞後の腓静脈血栓症の予防効果について検討した。その結果トロンボテスト値5~15%に維持した投与群は、静脈血栓症検出3例(6.5%)で、非投与群の10例(22%)に比較して有意(p<0.05)な抗血栓効果を認めた。12)
また、近年の長期抗凝血薬療法の無作為臨床試験成績として、心筋梗塞患者1,214例を対象とし、プラセボ投与群に比べ全死亡率、再梗塞、脳血管障害の各々の減少率は、24%(p=0.027)、34%(p=0.0007)、55%(p=0.0015)であったとの報告がある。13)
(3) 非弁膜症性心房細動における脳塞栓症等の全身性塞栓症の予防に対する効果
(外国人のデータ)
5つの大規模無作為臨床試験での塞栓症の年間発症率は、対照群が3.0~7.4%であったのに対し、本薬投与群で0.4~2.5%であり、その減少率は42~86%であった。14) 15) 16) 17) 18)
本剤低用量と抗血小板剤の併用群と、本剤の通常用量群との脳梗塞、全身性塞栓の年間発現率を比較した。年間発現率は併用群では7.9%、通常用量群では1.9%であった。19)
(4) 人工弁置換術後の抗凝血薬療法に対する成績
1,000例を超える人工弁置換術後の抗凝血薬療法の報告で血栓塞栓症の年間発症率は1.4%との成績が報告されている。20)
薬効薬理
1. 抗凝血作用
本薬は、ウサギに2mg/kgを経口投与した後6~18時間にわたってプロトロンビン時間の延長が認められた。21)
2. 血栓形成抑制作用
家兎の頸動脈を結紮して血栓を形成させ、本薬を13~20mg/kg/週の用量で10~30日間投与し、血栓成長におよぼす影響を検討した結果、プロトロンビン活性が15%以下に抑制された例では血栓重量が有意に減少した。22)
3. 作用機序
本薬は、ビタミンK作用に拮抗し肝臓におけるビタミンK依存性血液凝固因子(プロトロンビン、第VII、第IX、及び第X因子)の生合成を抑制して抗凝血効果及び抗血栓効果を発揮する。
また、本薬によって血中に遊離するPIVKA(Protein induced by Vitamin K absence or antagonist:プロトロンビン前駆体)が増加することにより抗凝血作用及び血栓形成抑制作用を持つ。23)
有効成分に関する理化学的知見
一 般 名
ワルファリンカリウム(Warfarin Potassium)
化 学 名
Monopotassium(1RS)‐2‐oxo‐3‐(3‐oxo‐1‐phenylbutyl)chromen‐4‐olate
分 子 式
C19H15KO4
分 子 量
346.42
構 造 式
物理化学的性状
ワルファリンカリウムは白色の結晶性の粉末である。
本品は水に極めて溶けやすく、エタノール(95)に溶けやすい。
本品は水酸化ナトリウム試液に溶ける。
本品1.0gを水100mLに溶かした液のpHは7.2~8.3である。
本品は光によって淡黄色となる。
本品の水溶液(1→10)は旋光性を示さない。
取扱い上の注意
錠0.5mg、錠5mgは錠剤に褐色や赤橙色の斑点がみられることがあるが、使用色素によるものである。
包装
日本薬局方ワルファリンカリウム錠 ワーファリン錠0.5mg:100錠(PTP・バラ)
日本薬局方ワルファリンカリウム錠 ワーファリン錠0.5mg:500錠(バラ)
日本薬局方ワルファリンカリウム錠 ワーファリン錠0.5mg:1,000錠(PTP)
日本薬局方ワルファリンカリウム錠 ワーファリン錠1mg:100錠(PTP・バラ)
日本薬局方ワルファリンカリウム錠 ワーファリン錠1mg:500錠(バラ)
日本薬局方ワルファリンカリウム錠 ワーファリン錠1mg:1,000錠(PTP)
日本薬局方ワルファリンカリウム錠 ワーファリン錠5mg:100錠(バラ)
主要文献及び文献請求先
主要文献
1)
安永幸二郎:内科宝函, 17, 279 (1970) WF‐0371
2)
工藤龍彦ら:医学のあゆみ, 104, 36 (1978) WF‐0005
3)
須田光明:日本内科学会雑誌, 82, 137 (1993) WF‐0742
4)
坂牧成恵ら:食品衛生学雑誌, 47, 85 (2006) KY‐0162
5)
土肥口泰生ら:薬理と治療, 36, 401 (2008) WF‐2800
6)
O'Reilly, R.A. et al.: Thromb. Diath. Haemorrh., 1, 1 (1964) WF‐0036
7)
Banfield, C. et al.:Br. J. Clin. Pharmacol., 16, 669 (1983) WF‐0399
8)
Lewis, R.J. et al. : J. Clin. Invest., 49, 907 (1970) WF‐0037
9)
Kaminsky, L. S. et al.:Pharmacol. Ther., 73, 67 (1997) WF‐1010
10)
大野恭信:臨床眼科, 18, 37 (1964) WF‐0040
11)
Nodine, J.H. et al. : Penn. Med. J., 192, 1 (1961) WF‐0039
12)
Wray, R. et al. : New Engl. J. Med., 288, 815 (1973) WF‐0042
13)
Smith, P. et al.:New Engl. J. Med., 323, 147 (1990) WF‐0908
14)
Petersen, P. et al.: Lancet, 8631, 175 (1989) WF‐0518
15)
Kistler, J. P.:New Engl. J. Med., 323, 1505 (1990) WF‐0663
16)
Ezekowitz, M. D. et al.:New Engl. J. Med., 327, 1406 (1992) WF‐0709
17)
McBride, R.:Circulation, 84, 527 (1991) WF‐0782
18)
McBride, R.:Lancet, 343, 687 (1994) WF‐0813
19)
McBride, R.:Lancet, 348, 633 (1996) WF‐0979
20)
Nakano, K.:Ann. Thorac. Surg., 57, 697 (1994) WF‐0917
21)
田島鉄弥ら:日本薬理学雑誌, 67, 412 (1971) KTZ‐0030
22)
Zweifler, A.J. : Angiology, 19, 135 (1968) WF‐0818
23)
青崎正彦:循環器科, 10, 218 (1981) WF‐0017
文献請求先
文献請求先・製品情報お問い合わせ先
エーザイ株式会社 hhcホットライン
フリーダイヤル 0120‐419‐497
製造販売業者等の氏名又は名称及び住所
製造販売元
エーザイ株式会社
東京都文京区小石川4‐6‐10