L-Methionine inj.100mg“Nippon-zoki”**L-メチオニン注射液100mg「日本臓器」
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作成又は改訂年月
**2008年7月改訂(第3版 販売名変更に伴う改訂)
*2005年10月改訂(第2版 薬事法改正に伴う改訂等)
日本標準商品分類番号
873929
日本標準商品分類番号等
再評価結果公表年月(最新)
1983年4月
薬効分類名
薬物中毒解毒剤
承認等
販売名
**L-メチオニン注射液100mg「日本臓器」
販売名コード
3929404A1039
承認・許可番号
承認番号
**22000AMX00658000
商標名
L-Methionine inj. 100mg“Nippon-zoki”
薬価基準収載年月
**2008年6月
販売開始年月
1955年8月
貯法・使用期限等
貯法
室温保存(1~30℃)。
使用期限
5年。外箱・アンプルラベルに表示。
規制区分
*処方せん医薬品
注意-医師等の処方せんにより使用すること
組成
成分・含量(1管2mL中)
L-メチオニン 100mg
*添加物
pH調整剤
性状
剤形
注射剤
pH
8.0~9.5
浸透圧比
約1.8(0.9%生理食塩液に対する比)
色調・性状
無色澄明な水性注射液である
効能又は効果
薬物中毒
用法及び用量
通常成人L-メチオニン1日100mg~1,000mg(1管~10管)を静脈内又は皮下に注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
使用上の注意
副作用
副作用等発現状況の概要
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。(再審査対象外)
その他の副作用
適用上の注意
1. 静脈内注射時
ゆっくり静脈内に投与すること。
2. *アンプルカット時
本剤にはアンプルカット時にガラス微小片混入の少ないワンポイントカットアンプルを使用しているが、さらに安全に使用するため、エタノール綿等で消毒することが望ましい。このとき、エタノールが内容液中に混入しないよう蒸発してからカットすること。(末尾アンプルカット方法参照)
薬効薬理
L-メチオニンは重要な含硫アミノ酸で、メチル転移、SH基の供給に関与する。
有効成分に関する理化学的知見
* 一般名
L-メチオニン(L-Methionine)
化学名
(2S)-2-Amino-4-(methylsulfanyl)butanoic acid
分子式
C5H11NO2S(149.21)
構造式
性状
白色の結晶又は結晶性の粉末で、特異なにおいがある。ギ酸に溶けやすく、水にやや溶けやすく、エタノール(95)に極めて溶けにくい。希塩酸に溶ける。
取扱い上の注意
寒冷時、結晶が析出することがあるが、その際は体温程度に温めて、結晶が完全に溶解した後使用すること。
なお、効力には何ら変化はない。
包装
50管
主要文献及び文献請求先
文献請求先
【くすりの相談窓口】
日本臓器製薬株式会社 くすりの相談窓口
〒541-0046 大阪市中央区平野町2丁目1番2号
TEL(06)6233-6085 土・日・祝日を除く 9:00~17:00
製造販売業者等の氏名又は名称及び住所
*製造販売元
日本臓器製薬株式会社
大阪市中央区平野町2丁目1番2号
その他の説明(付属機器の取り扱い等)
*●アンプルカット方法
1.

カット部分をエタノール綿等で消毒することが望ましい。
2.

アンプル頭部の青丸印が真上にくるように持つ。
3.

青丸印を親指で押さえ、下の方向に軽く折ると、カットされる。このときエタノールが内容液中に混入しないよう蒸発してからカットすること。