OTSUKA GLUCOSE INJECTION 5% TN(Glucose)大冢糖蜜5% 大塚糖液5%TN(100mLキット)/大塚糖液5%TN(50mLキット)
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作成又は改訂年月
** 2014年9月改訂 (_部、第5版)
* 2005年4月改訂
日本標準商品分類番号
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87 3231
薬効分類名
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注入針付溶解剤(ブドウ糖注射液)
承認等
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大塚糖液5%TN(100mLキット)
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販売名
販売名コード
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3231400G1025
承認・許可番号
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承認番号
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20400AMZ00717
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OTSUKA GLUCOSE INJECTION 5% TN
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商標名
薬価基準収載年月
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1992年5月
販売開始年月
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1992年8月
貯法・使用期限等
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貯法:
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室温保存
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使用期限:
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容器に表示の使用期限内に使用すること。
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取扱い上の注意の項参照
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使用時及び保管:
規制区分
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**、*注)注意-医師等の処方箋により使用すること
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**、*処方箋医薬品注)
組成
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本剤は1本(100mL)中にブドウ糖を5g含有する。
性状
-
本剤は、無色澄明の注射液である。
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約5.0(製造直後の平均実測値)
-
3.5~6.5(規格値)
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約1(生理食塩液に対する比)
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浸透圧比
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大塚糖液5%TN(50mLキット)
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販売名
販売名コード
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3231400G2021
承認・許可番号
-
承認番号
-
20400AMZ00717
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OTSUKA GLUCOSE INJECTION 5% TN
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商標名
薬価基準収載年月
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1994年7月
販売開始年月
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1994年10月
貯法・使用期限等
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貯法:
-
室温保存
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使用期限:
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容器に表示の使用期限内に使用すること。
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取扱い上の注意の項参照
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使用時及び保管:
規制区分
-
**、*注)注意-医師等の処方箋により使用すること
-
**、*処方箋医薬品注)
組成
-
本剤は1本(50mL)中にブドウ糖を2.5g含有する。
性状
-
本剤は、無色澄明の注射液である。
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約5.0(製造直後の平均実測値)
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3.5~6.5(規格値)
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約1(生理食塩液に対する比)
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浸透圧比
禁忌
(次の患者には投与しないこと)
低張性脱水症の患者[本症はナトリウムの欠乏により血清の浸透圧が低張になることによって起こる。このような患者に本剤を投与すると、水分量を増加させることになり、症状が悪化するおそれがある。]
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効能又は効果
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注射剤の溶解希釈剤
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用法及び用量
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溶解操作については、裏面を参照。
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注射剤の溶解希釈に用いる。
使用上の注意
慎重投与
(次の患者には慎重に投与すること)
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1.
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カリウム欠乏傾向のある患者[ブドウ糖の投与によりカリウムが細胞内に移行し、一時的に血清カリウム値が低下し、症状が悪化するおそれがある。]
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2.
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糖尿病の患者[高血糖を生じ、症状が悪化するおそれがある。]
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3.
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尿崩症の患者[本症には適切な水分、電解質管理が必要である。本剤の投与により電解質等に影響を与え、症状が悪化するおそれがある。]
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腎不全のある患者[水分の過剰投与に陥りやすく、症状が悪化するおそれがある。]
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4.
副作用
副作用等発現状況の概要
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本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
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大量を急速投与すると、電解質喪失を起こすことがあるので、慎重に投与すること(第一次再評価結果その13、1977年)。
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大量・急速投与:
副作用等発現状況の概要の注意
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副作用が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
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高齢者への投与
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一般に高齢者では生理機能が低下しているので、投与速度を緩徐にし、減量するなど注意すること。
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適用上の注意
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静脈内に投与すること。
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本品を用いて溶解・希釈する注射剤(静脈内投与用)は、次の条件に適合するものであること。
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1)
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溶解液として5%ブドウ糖注射液が適切であること。
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容量として50mL 又は100mL が適切であること。
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2)
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(1)
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投与に際しては、感染に対する配慮をすること(患者の皮膚や器具消毒)。
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(2)
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寒冷期には体温程度に温めて使用すること。
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開封後直ちに使用し、残液は決して使用しないこと。
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(3)
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溶解・希釈した注射剤の用法・用量及び使用上の注意に留意して投与すること。
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有効成分に関する理化学的知見
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一般名:
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ブドウ糖(Glucose)
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化学名:
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D‐Glucopyranose
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構造式:
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分子式:
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C6H12O6
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分子量:
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180.16
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白色の結晶又は結晶性の粉末で、においはなく、味は甘い。
水に溶けやすく、エタノール(95)に溶けにくく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。
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性状:
取扱い上の注意
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1.
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プラボトルを正立にして薬剤瓶と接続すると、薬剤が注入針の針穴を通じてプラボトルのゴム栓面にこぼれることがあるので、プラボトルの首部を持って傾け、注入針が薬剤に触れにくいようにして接続すること。
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2.
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注入針は薬剤瓶のゴム栓中央部に刺すこと。
周辺部に刺すと薬剤瓶のゴム栓が瓶内に落ち込むことがある。
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3.
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輸液セット装着の際は、液漏れを防ぐためゴム栓中央部を避けて周囲の○印に刺すこと。
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4.
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包装内に水滴が認められるものや内容液が着色又は混濁しているものは使用しないこと。
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容器の液目盛りはおよその目安として使用すること。
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5.
包装
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大塚糖液5%TN
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50mL 10 本 PLABOTTLE(注入針付)
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100mL 10 本 PLABOTTLE(注入針付)
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PLABOTTLE は、弊社の開発したプラスチック製輸液用ボトルである。
製造販売業者等の氏名又は名称及び住所
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大塚製薬株式会社
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東京都千代田区神田司町2-9
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徳島県鳴門市撫養町立岩字芥原115
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株式会社大塚製薬工場
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東京都千代田区神田司町2-9
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徳島県鳴門市撫養町立岩字芥原115
その他の説明(付属機器の取り扱い等)
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溶解操作方法
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注入針部(内部は滅菌済み)
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1.アダプターを持ち、キャップを(1)開封の→方向に回してシールを切り、キャップを外す。
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2.プラボトルの首部を持って傾け注)、注入針の先端に薬剤瓶のゴム栓中央部をあて、薬剤瓶をまっすぐ最後まで押し込む。注入針が完全に刺し込まれていることを確認する。
注)プラボトルを正立にして接続すると、薬剤がプラボトルのゴム栓面にこぼれることがある。
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3.逆立にして本液の適量を注入する。
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4.プラボトルを下にし、薬剤瓶とプラボトルを手で固定して振り混ぜ薬剤を溶解した後、静置すれば溶解液はプラボトル内に戻る。なお、通液しない場合はポンピング又は薬剤瓶を軽くたたいて通液させる。
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5.プラボトルの首部とアダプター及び薬剤瓶を保持し、(2)取り外すの→のところ(ミシン目)から折るようにしてアダプターごと注入針と薬剤瓶を外す(アダプターのシールをはがさなくても外すことができる)。
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注入針部の廃棄方法
アダプターから薬剤バイアルを引き抜き、分別する。
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1.アダプターを持ち、薬剤バイアルを抜くと、注入針部はカチッと音がしてアダプターに固定される。
固定されない時は注入針部の胴部を持って固定されるまで引上げる。
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2.注入針部がアダプターに固定されたことを確認する。
なお、廃棄時にゴミ袋を破ることがないようキャップを装着することが望ましい。
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