Actosin Ointment(Bucladesine Sodium)布拉地新纳3%软膏, アクトシン軟膏3%
布拉地新纳3%软膏能通过细胞膜,在细胞内转变成cAMP,直接增加细胞内cAMP含量,对心脏能增强心肌收缩力使心搏出量增加,并能扩张外周血管降低血管阻力,使心脏负荷减轻,改善外周循环;在代谢方面,能动员肝糖原,同时促进被儿茶酚胺抑制的胰岛素分泌,增加的胰岛素可抑制儿茶酚胺引起的脂肪分解亢进,使游离脂肪酸减少,同时促进组织摄入糖。其作用可分述如下:1)与cAMP不同,本品能通过细胞膜,直接在细胞内发挥作用。2)抑制磷酸二酯酶活性,但本身并不被磷酸二酯酶分解3)激活蛋白磷酸化酶,增加Ca++移动,从而增强心肌的收缩和舒张功能,且这种增强心脏功能作用并不被β阻断药所抑制。4)扩张外周血管,降低血管阻力,从而改善外周循环5)增加肾血流量使尿排泄量增加,发挥利尿作用。6)可解除休克时儿茶酚胺浓度上升对胰岛素分泌的抑制作用,使分泌亢进,由此促进组织对糖的摄取,改善能量代谢7)可延长小鼠和大鼠的存活率健康成人静脉内一次给药200mg,静脉内给药,1分钟0.05~0.2mg/kg.视患者病情适当增减。制剂与规格]注射剂:每支含本品200mg.慎用于急性心肌梗塞以及心肌疾病患者,心律失常患者。孕妇和小儿慎用。
作成又は改訂年月
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*2010年4月改訂 (第8版)
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2009年6月改訂
日本標準商品分類番号
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872699
日本標準商品分類番号等
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再審査結果公表年月(最新)
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2003年1月
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1984年7月
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国際誕生年月
薬効分類名
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褥瘡・皮膚潰瘍治療剤
承認等
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アクトシン軟膏3%
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販売名
販売名コード
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2699703M1039
承認・許可番号
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承認番号
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22000AMX00527000
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Actosin Ointment
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商標名
薬価基準収載年月
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2008年6月
販売開始年月
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1993年4月
貯法・使用期限等
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貯法:
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10℃以下
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容器及び外装に記載。
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使用期限:
組成
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成分・含量 (1g中)
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ブクラデシンナトリウム 30mg
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マクロゴール4000、マクロゴール400、マクロゴール300、無水リン酸二水素ナトリウム、乾燥水酸化アルミニウムゲル、香料
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添加物
性状
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白色~微黄白色の軟膏剤で、特異なにおいがある
一般的名称
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ブクラデシンナトリウム軟膏
効能又は効果
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褥瘡、皮膚潰瘍 (熱傷潰瘍、下腿潰瘍)
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用法及び用量
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症状及び病巣の大きさに応じて適量を使用する。潰瘍面を清拭後、1日1~2回ガーゼなどにのばして貼付するか、又は患部に直接塗布する。
使用上の注意
重要な基本的注意
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1.
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本剤による治療は保存的治療であることに留意し、約6週間以上使用しても症状の改善が認められない場合には、外科的療法等を考慮すること。
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2.
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本剤は熱傷潰瘍を適用としているので、潰瘍がみられない熱傷に対しては、他の適切な療法を考慮すること。
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3.
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広範囲な創面に本剤を大量かつ長期に使用する場合は、ブクラデシンナトリウムを全身的投与した場合と同様の症状があらわれることがあるので、定期的に血圧、脈拍数、心電図、尿量、全身状態、血糖値等を観察し、異常が認められた場合には休薬等の適切な処置をとること (特に乳児、幼児、小児の場合は注意する)。
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潰瘍の改善に伴って形成される新生肉芽は、軽微な刺激により新生血管が損傷し、出血症状を招くことがあるので、ガーゼの交換等の処置は十分注意して行うこと。
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4.
副作用
副作用等発現状況の概要
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承認前の調査488例中報告された副作用は4.3% (21例) で、主な副作用は使用部位における疼痛2.9% (14件)、発赤0.6% (3件)、刺激感0.6% (3件) であった。
承認後における使用成績調査 (4年間) 4,945例中報告された副作用は1.8% (88例) で、主な副作用はいずれも使用部位における疼痛0.9% (44件)、発赤0.2% (10件)、刺激感0.2% (10件) であった。
小児 (15歳未満) への使用例344例中報告された副作用は2.9% (10例) であったが、いずれも使用部位の皮膚症状であった。
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その他の副作用
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1~5%未満
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疼痛
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接触性皮膚炎 (紅斑、発赤、水疱、そう痒、刺激感等)、滲出液増加
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0.1~1%未満
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疼痛
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接触性皮膚炎 (紅斑、発赤、水疱、そう痒、刺激感等)、滲出液増加
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上記の副作用があらわれることがあるので、異常が認められた場合には必要に応じ使用を中止するなど適切な処置を行うこと。
妊婦、産婦、授乳婦等への投与
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妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上まわると判断される場合にのみ使用すること。
〔妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。〕
小児等への投与
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小児等に対する安全性は確立していない (使用経験が少ないので慎重に使用すること)。
過量投与
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広範囲熱傷創面に本剤を大量に使用し、ブクラデシンナトリウムを全身的投与した場合と同様の症状 (利尿作用、嘔吐) が発現したとの報告がある。
適用上の注意
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(1)
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本剤には抗菌作用はないので以下について注意すること。
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1)
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潰瘍面を清拭消毒後、貼付又は塗布すること。
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感染があらわれた場合には、抗生物質を投与するなどの適切な処置を行い、経過を観察すること。
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2)
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本剤には薬理作用上壊死組織を積極的に融解する作用はないので、使用前に必要に応じ壊死組織を除去すること。
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(2)
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眼科用に使用しないこと。
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2. 使用部位:
薬物動態
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(1) 皮膚潰瘍患者における反復使用後の血漿中濃度1)
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褥瘡及び皮膚潰瘍の患者にブクラデシンナトリウム3%軟膏又は6%軟膏を潰瘍面積1cm2当り0.5gの割合で7日間反復塗布し、1日目及び7日目の血漿中未変化体濃度を経時的に測定した。3%軟膏を塗布した3例は検出限界以下 (<0.1μg/mL) であった。また、6%軟膏を32g/日、7日間反復塗布した1例において、1日目の1時間後及び7日目の1時間後にそれぞれ最高0.702及び0.271μg/mLのブクラデシンナトリウムが検出され、両日とも5時間目以降は検出限界以下であった。
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(2) 皮膚潰瘍患者における単回使用後の血漿中濃度
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褥瘡患者10例に本剤を潰瘍面積1cm2当たり0.5gの割合で塗布し、4時間後の血漿中未変化体の濃度を測定した。体重32kgの患者に6gを塗布した1例のみに0.19μg/mLのブクラデシンナトリウムが検出された。
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ブクラデシンナトリウム6%軟膏を健康成人に4日間反復塗布し、未変化体の血漿中濃度、尿中濃度の測定を行った。
ブクラデシンナトリウムは血漿中 (検出限界0.1μg/mL)、尿中 (検出限界1μg/mL) に検出されず、健康皮膚からはほとんど吸収されなかった。
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(参考)
健康皮膚における吸収・排泄2)
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参考 (動物実験)
14C-ブクラデシンナトリウム軟膏1gをラット角質層剥離皮膚に単回塗布した場合、分布は肝、腎及び塗布部位に高かった。
臨床成績
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国内で実施された二重盲検比較試験及び一般臨床試験を含む臨床試験の概要は次のとおりである。
褥瘡、皮膚潰瘍 (熱傷潰瘍、下腿潰瘍) 310例における有効率 (有効以上) は65.5% (203例/310例) であった。
(表1参照)
褥瘡、皮膚潰瘍での基剤との二重盲検比較試験3)及び同じくリゾチーム塩酸塩軟膏との6週間投与の比較試験4)の結果、本剤は潰瘍の大きさ、深さをともに縮小し、肉芽形成及び表皮形成を促進するとともに、漿液性分泌物の減少など諸症状を有意に改善することが認められた。
また、自然治癒傾向のみられない慢性皮膚潰瘍を対象とした8週間投与の試験において、本剤は潰瘍面積を72.9%縮小した (最終評価時)5)。
また、61歳以上における褥瘡の有効率は58.3% (102例/175例) であった。
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表1
疾患名 |
有効率 (%)〔有効以上/総症例〕 |
褥瘡 |
61.0〔136/223〕 |
熱傷潰瘍 |
83.6〔51/61〕 |
下腿潰瘍 |
61.5〔16/26〕 |
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薬効薬理
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本剤はサイクリックAMPの誘導体であるジブチリルサイクリックAMPを含有する褥瘡、皮膚潰瘍治療剤である。
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(1) 潰瘍縮小・治癒促進作用
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本剤はラット皮膚熱傷潰瘍6)及び加齢・低蛋白食負荷ラット皮膚全層欠損創7)の潰瘍面積の縮小を促進し、治癒日数を短縮する。
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(2) 局所血流改善作用
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本剤塗布によりウサギ耳介の血流が増加する。
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(3) 血管新生促進作用
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本剤はウサギ耳介皮膚欠損創における血管新生を促進する8)。ブクラデシンナトリウムはin vitroでヒト血管内皮細胞の増殖を促進する9)。
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(4) 肉芽形成促進作用
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ブクラデシンナトリウムはin vitroでヒト皮膚線維芽細胞増殖を促進し10)、血管新生促進作用と併せて肉芽の増殖を促進する。
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ブクラデシンナトリウムはin vitroでヒト皮膚ケラチノサイトの増殖10)、遊走11)を促進し、表皮形成を促進する。
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(5) 表皮形成促進作用
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有効成分に関する理化学的知見
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一般名
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ブクラデシンナトリウム (Bucladesine Sodium) (JAN)
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略号
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DBcAMP
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化学名
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sodium N 6,2´-O -dibutyryl adenosine 3´,5´-cyclic phosphate
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分子式
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C18H23N5NaO8P
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分子量
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491.37
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構造式
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白色の結晶又は結晶性の粉末で、においはないか、又はわずかに特異なにおいがある。
水、メタノール又はエタノールに溶けやすく、アセトン又はエーテルにほとんど溶けない。
本品は吸湿性である。
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性状
包装
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チューブ:30g×1、30g×10、200g
瓶:200g
主要文献及び文献請求先
主要文献
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1)
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天川孝則ら:薬理と治療, 18 (8), 3193 (1990)
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2)
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新村眞人ら:臨床医薬, 6 (7), 1515 (1990)
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3)
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新村眞人ら:薬理と治療, 18 (7), 2757 (1990)
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4)
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新村眞人ら:臨床医薬, 7 (3), 677 (1991)
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5)
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DT-5621九州地区研究班:西日本皮膚科, 52 (5), 1025 (1990)
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6)
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笠井義男ら:薬理と治療, 18 (8), 2919 (1990)
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7)
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岩崎利郎ら:皮膚科紀要, 85 (1), 161 (1990)
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8)
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岡田忠彦ら:皮膚科紀要, 85 (1), 119 (1990)
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9)
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増澤幹男ら:皮膚科紀要, 85 (3), 453 (1990)
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10)
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Falanga, V. et al.:Wounds, 3 (2), 70 (1991)
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Iwasaki, T. et al.:J. Invest. Dermatol., 102 (6), 891 (1994)
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11)
文献請求先・製品情報に関するお問い合わせ先
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*マルホ株式会社 製品情報センター
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〒531-0071 大阪市北区中津1-11-1
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TEL:0120-12-2834
製造販売業者等の氏名又は名称及び住所
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マルホ株式会社
-
大阪市北区中津1-5-22
-
埼玉県春日部市南栄町8番地1
-
ニプロパッチ株式会社
-
大阪市北区中津1-5-22
-
埼玉県春日部市南栄町8番地1
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