薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
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剤形:
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黄色〜だいだい黄色の錠剤、直径6.5mm、厚さ2.9mm
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シート記載:
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(表)450 40 (裏)ブロニカ40 40
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この薬の作用と効果について
気管支喘息の反応に関与する体内の物質(トロンボキサンA2)の働きを抑えます。
通常、気管支喘息の治療に用います。
発作や症状を出にくくさせる薬であり、すでに起こっている発作や症状をおさえる薬ではありません。
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次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。
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以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある、肝臓疾患がある。
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他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意してください)。
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用法・用量(この薬の使い方)
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通常、成人は1日1回2錠(主成分として80mg)を夕食後に服用します。高齢者には、1日1回1錠(主成分として40mg)から投与が開始されることがあります。本剤は1錠に主成分として40mgを含む製剤です。必ず指示された服用方法に従ってください。
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飲み忘れた場合は、夜であれば気が付いたときに1回分を飲んでください。翌日に気がついた場合は、前日分は飲まないでおき、夕食後からいつものように飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
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誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
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医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
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生活上の注意
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この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)
主な副作用として、発疹、かゆみ、吐き気、食欲不振、胃の不快感、腹痛、下痢、便秘、口の渇き、味覚異常、貧血、眠気、頭痛、めまい、ふらつき、動悸、倦怠感などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
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皮膚や白目が黄色くなる、体がだるくなる、食欲不振になる(肝機能障害、黄疸)
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
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保管方法その他
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乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
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服用期間が過ぎても薬が残った場合、保管しないで破棄してください。
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