CALONAL Fine Gran. 20%(Acetaminophen)カロナール細粒20%/カロナール細粒50%
作成又は改訂年月
**2014年10月改訂(第10版 薬食安通知による使用上の注意等の改訂)
*2012年10月改訂
日本標準商品分類番号
871141
日本標準商品分類番号等
再評価結果公表年月(最新)1994年9月(カロナール細粒20%)
効能又は効果追加承認年月(最新)2011年1月
薬効分類名
解熱鎮痛剤
承認等
販売名カロナール細粒20%
販売名コード
YJコード1141007C1075
承認・許可番号
承認番号21500AMZ00454000
欧文商標名CALONAL Fine Gran. 20%
薬価基準収載年月
2004年7月
販売開始年月
1984年7月
使用期限等
貯 法:
室温保存
使用期限:
3年 (細粒20%分包品 5年)
(外箱に表示)
規制区分
細粒20% 劇薬 (分包品を除く)
**細粒50% 劇薬(0.6g分包品を除く)
組 成
有効成分
(日局) アセトアミノフェン
1 g 中
200mg
添 加 物
ヒドロキシプロピルセルロース,乳糖水和物,サッカリンナトリウム水和物,黄色5号,香料
製剤の性状
本剤は淡橙色の細粒で,わずかにオレンジようのにおいがあり,味は甘く,のち苦い。
識別コード
(分包)
0.5g SD116
1.0g SD117
販売名カロナール細粒50%
販売名コード
YJコード1141007C2020
承認・許可番号
承認番号21500AMZ00271000 欧文商標名CALONAL Fine Gran. 50%
薬価基準収載年月
2003年7月
販売開始年月
2003年7月
使用期限等
貯 法:
室温保存
使用期限:
3年 (細粒20%分包品 5年)
(外箱に表示)
規制区分
細粒20% 劇薬 (分包品を除く)
**細粒50% 劇薬(0.6g分包品を除く)
組 成
有効成分
(日局) アセトアミノフェン
1 g 中
500mg
添 加 物
ヒドロキシプロピルセルロース,乳糖水和物,サッカリンナトリウム水和物,黄色5号,香料
製剤の性状
本剤は淡橙色の細粒で,わずかにオレンジようのにおいがあり,味は甘く,のち苦い。
識別コード
(分包)
0.6g SD121
**1.0g SD122
一般的名称
アセトアミノフェン細粒
警告
1. **本剤により重篤な肝障害が発現するおそれがあることに注意し,1日総量1500mgを超す高用量で長期投与する場合には,定期的に肝機能等を確認するなど慎重に投与すること。(「2.重要な基本的注意(9)」の項参照)
2. **本剤とアセトアミノフェンを含む他の薬剤(一般用医薬品を含む)との併用により,アセトアミノフェンの過量投与による重篤な肝障害が発現するおそれがあることから,これらの薬剤との併用を避けること。(「2.重要な基本的注意(7)」及び「8.過量投与」の項参照)
禁忌
(次の患者には投与しないこと)
1. 消化性潰瘍のある患者[症状が悪化するおそれがある。]
2. 重篤な血液の異常のある患者[重篤な転帰をとるおそれがある。]
3. 重篤な肝障害のある患者[重篤な転帰をとるおそれがある。]
4. 重篤な腎障害のある患者[重篤な転帰をとるおそれがある。]
5. 重篤な心機能不全のある患者[循環系のバランスが損なわれ,心不全が増悪するおそれがある。]
6. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
7. アスピリン喘息 (非ステロイド性消炎鎮痛剤による喘息発作の誘発) 又はその既往歴のある患者[アスピリン喘息の発症にプロスタグランジン合成阻害作用が関与していると考えられる。]
効能又は効果
1. 下記の疾患並びに症状の鎮痛
頭痛,耳痛,症候性神経痛,腰痛症,筋肉痛,打撲痛,捻挫痛,月経痛,分娩後痛,がんによる疼痛,歯痛,歯科治療後の疼痛,変形性関節症
2. 下記疾患の解熱・鎮痛
急性上気道炎 (急性気管支炎を伴う急性上気道炎を含む)
3. 小児科領域における解熱・鎮痛
用法及び用量
効能又は効果(1)の場合
通常,成人にはアセトアミノフェンとして,1回300~1000mgを経口投与し,投与間隔は4~6時間以上とする。なお,年齢,症状により適宜増減するが,1日総量として4000mgを限度とする。また,空腹時の投与は避けさせることが望ましい。
効能又は効果(2)の場合
通常,成人にはアセトアミノフェンとして,1回300~500mgを頓用する。なお,年齢,症状により適宜増減する。ただし,原則として1日2回までとし,1日最大1500mgを限度とする。また,空腹時の投与は避けさせることが望ましい。
効能又は効果(3)の場合
通常,乳児,幼児及び小児にはアセトアミノフェンとして,体重1kgあたり1回10~15mgを経口投与し,投与間隔は4~6時間以上とする。なお,年齢,症状により適宜増減するが,1日総量として60mg/kgを限度とする。ただし,成人の用量を超えない。また,空腹時の投与は避けさせることが望ましい。
用法及び用量に関連する使用上の注意
(1)乳児,幼児及び小児の1回投与量の目安は下記のとおり。(「1.慎重投与」及び「2.重要な基本的注意」の項参照)
(2)「小児科領域における解熱・鎮痛」の効能又は効果に対する1回あたりの最大用量はアセトアミノフェンとして500mg,1日あたりの最大用量はアセトアミノフェンとして1500mgである。
使用上の注意
慎重投与
(次の患者には慎重に投与すること)
1. アルコール多量常飲者[肝障害があらわれやすくなる。(「3.相互作用」の項参照)]
2. 絶食・低栄養状態・摂食障害等によるグルタチオン欠乏,脱水症状のある患者[肝障害があらわれやすくなる。]
3. 肝障害又はその既往歴のある患者[肝機能が悪化するおそれがある。]
4. 消化性潰瘍の既往歴のある患者[消化性潰瘍の再発を促すおそれがある。]
5. 血液の異常又はその既往歴のある患者[血液障害を起こすおそれがある。]
6. 出血傾向のある患者[血小板機能異常が起こることがある。]
7. 腎障害又はその既往歴のある患者[腎機能が