Kiklin Granules 86.2%(Bixalomer)踢磷颗粒,キックリン顆粒86.2%
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作成又は改訂年月
*2016年11月改訂(第2版)
日本標準商品分類番号
87219
日本標準商品分類番号等
国際誕生年月
2012年3月
薬効分類名
高リン血症治療剤(リン酸結合性ポリマー)
承認等
販売名
キックリン顆粒86.2%
販売名コード
YJ(医情研)コード
2190032D1027
承認・許可番号
承認番号
22800AMX00675
商標名
Kiklin Granules 86.2%
薬価基準収載年月
*2016年11月
販売開始年月
*2016年12月
貯法・使用期限等
貯法
室温保存
使用期限
ケース等に表示(製造後3年)
注意
【取扱い上の注意】の項参照
規制区分
処方箋医薬品
注意-医師等の処方箋により使用すること
組成
有効成分(1g中)
ビキサロマー 862mg
添加物
ヒプロメロース、マクロゴール、タルク、酸化チタン、黄色三二酸化鉄、軽質無水ケイ酸
性状
剤形
顆粒
色
淡黄色
一般的名称
ビキサロマー顆粒
Bixalomer
禁忌
(次の患者には投与しないこと)
1.
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
2.
腸閉塞の患者[非吸収性ポリマーのため、腸管穿孔を起こすおそれがある。]
効能又は効果
慢性腎臓病患者における高リン血症の改善
用法及び用量
通常、成人には、ビキサロマーとして1回500mg(本剤580mg)を開始用量とし、1日3回食直前に経口投与する。以後、症状、血清リン濃度の程度により適宜増減するが、最高用量は1日7,500mg(本剤8,700mg)とする。
用法及び用量に関連する使用上の注意
1. 透析患者の場合
投与量は、血清リン濃度が3.5~6.0mg/dLとなるよう、以下の基準を目安に適宜増減する。
保存期慢性腎臓病患者の場合
投与量は、血清リン濃度を各施設の基準値内に維持するよう適宜増減する。増量幅はビキサロマーとして1回あたりの用量で500mg(本剤580mg)までとする。
2.
本剤投与開始時又は用量変更時には、1~2週間後を目安に血清リン濃度の確認を行うことが望ましい。
3.
増量を行う場合は1週間以上の間隔をあけて行うこと。
使用上の注意
慎重投与
(次の患者には慎重に投与すること)
1.
便秘のある患者[症状が悪化した場合、腸閉塞、腸管穿孔を起こすおそれがある。]
2.
腸管狭窄のある患者[非吸収性ポリマーのため、腸閉塞、腸管穿孔を起こすおそれがある。]
3.
腸管憩室のある患者[憩室部位に腸管穿孔を起こすおそれがある。]
4.
腹部手術歴のある患者[腸管の癒着等が生じ、腸閉塞を起こすおそれがある。]
5.
痔疾患のある患者[症状を悪化させるおそれがある。]
6.
消化管潰瘍又はその既往歴のある患者[症状を悪化又は再発させるおそれがある。]
7.
重度の消化管運動障害を有する患者[症状を悪化させるおそれがある。]
重要な基本的注意
1.
腸管穿孔、腸閉塞があらわれることがあるので、下記の点に留意すること。
(1)
投与開始に先立ち、患者の日常の排便状況を確認すること。
(2)
本剤投与後に便秘の悪化、腹部膨満感等がみられた場合には、必要に応じて本剤の減量・中止等の適切な処置を行うこと。特に、高度の便秘、持続する腹痛、嘔吐等の異常があらわれた場合には、速やかに投与を中止し、腹部の診察や画像検査(単純X線、超音波、CT等)を実施し、適切な処置を行うこと。
(3)
患者には排便状況を確認させるとともに、便秘の悪化、腹部膨満感等の症状があらわれた場合には、医師等に相談するように指導すること。
2.
本剤は血中リンの排泄を促進する薬剤ではないため、食事療法等によるリン摂取制限を考慮すること。
3.
本剤は、定期的に血清リン、血清カルシウム及び血清PTH濃度を測定しながら投与すること。血清リン、血清カルシウム及び血清PTH濃度の管理目標値及び測定頻度は、学会のガイドライン等、最新の情報を参考にすること。低カルシウム血症の発現あるいは悪化がみられた場合には、活性型ビタミンD製剤やカルシウム製剤の投与を考慮し、カルシウム受容体作動薬が使用されている場合には、カルシウム受容体作動薬の減量等も考慮すること。また、二次性副甲状腺機能亢進症の発現あるいは悪化がみられた場合には、活性型ビタミンD製剤、カルシウム製剤、カルシウム受容体作動薬の投与あるいは他の適切な治療法を考慮すること。
相互作用
相互作用の概略
併用注意(併用に注意すること)
本剤はリン酸結合性ポリマーであるため、同時に服用した場合、併用薬の吸収を遅延あるいは減少させるおそれがある。抗てんかん剤、不整脈用剤等安全性及び有効性に臨床上重大な影響を及ぼす可能性のある経口薬剤を併用する場合は、可能な限り間隔をあけて投与し、併用薬の作用の変化についても慎重に観察すること。
併用注意
(併用に注意すること)
薬剤名等
エナラプリル
アトルバスタチン
バルサルタン
臨床症状・措置方法
本剤とこれらの薬剤を併用した場合の血中濃度は、エナラプリルでは約80%に、アトルバスタチンでは約70~80%に、バルサルタンでは約30~40%にそれぞれ低下した。これらの薬剤の作用を減弱させるおそれがあるので、併用する場合にはこれらの薬剤の作用を観察すること。
機序・危険因子
本剤はリン酸結合性ポリマーであり、同時に服用した場合、これらの薬剤の吸収を遅延あるいは減少させる。
薬剤名等
カンデサルタンシレキセチル
テルミサルタン
オルメサルタンメドキソミル
イルベサルタン
臨床症状・措置方法
In vitro試験で、本剤とこれらの薬剤の吸着が認められており、これらの薬剤の作用を減弱させるおそれがあるので、併用する場合にはこれらの薬剤の作用を観察すること。
機序・危険因子
本剤はリ