痢、嘔吐、胸やけ、食欲不振、便秘、腹部膨満感、口内炎、舌炎、舌しびれ
4. 循環器
頻度不明
不整脈(頻脈・心房細動・期外収縮等)、動悸、潮紅
5. 肝臓
頻度不明
ビリルビン上昇、AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、Al-P上昇等
6. 筋骨格系
頻度不明
関節痛、筋肉痛、四肢痛、こわばり、CK(CPK)上昇
7. 泌尿器
頻度不明
蛋白尿、尿潜血、頻尿、尿量減少、排尿障害、BUN上昇
8. その他
頻度不明
胸部絞扼感、発熱、浮腫、けん怠感、トリグリセリド上昇、出血、好酸球増多、咽喉頭異常感、口渇、耳鳴、尿沈渣陽性、脱毛、生理不順、乳房腫脹・硬結、乳房痛、女性化乳房
注)発現した場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
高齢者への投与
一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量する(例えば、1回1カプセルを1日2回)など注意すること。
妊婦、産婦、授乳婦等への投与
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上まわると判断される場合にのみ投与すること。
[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。]
小児等への投与
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない。(使用経験が少ない)
適用上の注意
薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。[PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている。]
薬物動態
1. 生物学的同等性試験
プランルカストカプセル112.5mg「トーワ」と標準製剤を、クロスオーバー法によりそれぞれ2カプセル(プランルカスト水和物として225mg)健康成人男子(n=20)に絶食単回経口投与して血漿中未変化体濃度を測定し、得られた薬物動態パラメータ(AUC、Cmax)について90%信頼区間法にて統計解析を行った結果、log(0.80)~log(1.25)の範囲内であり、両剤の生物学的同等性が確認された1)。
(Mean±S.D., n=20)
血漿中濃度並びにAUC、Cmax等のパラメータは、被験者の選択、体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。
2. 溶出挙動
プランルカストカプセル112.5mg「トーワ」は、日本薬局方外医薬品規格第3部に定められたプランルカストカプセルの溶出規格に適合していることが確認されている2)。
薬効薬理
ロイコトリエン受容体に拮抗し、気管支平滑筋収縮作用及び血管透過性亢進作用等を抑制することにより、気管支喘息等の症状を改善させる。
※有効成分に関する理化学的知見
構造式:
一般名:プランルカスト水和物(Pranlukast Hydrate)
化学名:N-[4-Oxo-2-(1H-tetrazol-5-yl)-4H-chromen-8-yl]-4-(4-phenylbutyloxy)benzamide hemihydrate
分子式:C27H23N5O4・1/2H2O
分子量:490.51
性 状:白色~淡黄色の結晶性の粉末である。エタノール(99.5)に極めて溶けにくく、水にほとんど溶けない。
融 点:約233℃(分解)
取扱い上の注意
安定性試験
最終包装製品を用いた加速試験(40℃、相対湿度75%、6ヵ月)の結果、プランルカストカプセル112.5mg「トーワ」は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された3)。
包装
プランルカストカプセル112.5mg「トーワ」: 140カプセル(14カプセル×10:PTP) 420カプセル(14カプセル×30:PTP) 100カプセル(バラ)
主要文献及び文献請求先
主要文献
1)
東和薬品株式会社 社内資料:生物学的同等性試験
2)
東和薬品株式会社 社内資料:溶出試験
3)
東和薬品株式会社 社内資料:安定性試験
文献請求先・製品情報お問い合わせ先
主要文献(社内資料を含む)は下記にご請求下さい。
東和薬品株式会社 学術部DIセンター(24時間受付対応)
〒571-8580 大阪府門真市新橋町2番11号
0120-108-932 TEL 06-6900-9108 FAX 06-6908-5797
http://www.towayakuhin.co.jp/forstaff
製造販売業者等の氏名又は名称及び住所
製造販売元
東和薬品株式会社
大阪府門真市新橋町2番11号