Neolamin Multi V for Inj(13 kinds of multivitamins)注射用13种复合维生素,ネオラミン・マルチV注射用
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作成又は改訂年月
**2014年8月改訂(第9版)
*2011年11月改訂
日本標準商品分類番号
873179
日本標準商品分類番号等
再審査結果公表年月(最新)
1991年12月注)
注)剤形変更前製品ネオラミン・マルチでの結果通知
薬効分類名
高カロリー輸液用総合ビタミン剤
承認等
販売名
ネオラミン・マルチV注射用
販売名コード
3179515F1057
承認・許可番号
承認番号
21900AMX00654000
欧文商標名
NEOLAMIN MULTI V Inj.
薬価基準収載年月
2007年6月
販売開始年月
1990年6月
貯法・使用期限等
〈貯法〉
遮光、冷所保存(10℃ 以下)
〈使用期限〉
18ヵ月(バイアル及び外箱に表示)
〈注意〉
取扱い上の注意の項参照
規制区分
処方箋医薬品
(注意-医師等の処方箋により使用すること)
組成
有効成分
1バイアル中に次の成分を含有する。
チアミン塩化物塩酸塩 3mg
リボフラビンリン酸エステルナトリウム 5.08mg
(リボフラビンとして4mg)
ピリドキシン塩酸塩 4mg
シアノコバラミン 10μg
ニコチン酸アミド 40mg
パンテノール 14.04mg
(パントテン酸として15mg)
葉酸 0.4mg
ビオチン 0.1mg
アスコルビン酸 100mg
レチノールパルミチン酸エステル 3,300ビタミンA単位
エルゴカルシフェロール 10μg
トコフェロール酢酸エステル 15mg
フィトナジオン 2mg
*添加物
ポリソルベート80を60mg、L-ヒスチジン塩酸塩水和物を50mg、pH調整剤を含有する。
性状
赤みの暗黄色の凍結乾燥製剤で、特異な臭いがあり、また吸湿性である。
pH
4.5~5.5(本剤1バイアルを注射用水約3mLに溶解)
浸透圧比
約1(本剤1バイアルを注射用水5mLに溶解)
(浸透圧比: 生理食塩液に対する比)
禁忌
(次の患者には投与しないこと)
1.
本剤又は本剤配合成分に過敏症の既往歴のある患者
2.
血友病患者
[パンテノール含有のため。]
効能又は効果
経口、経腸管栄養補給が不能又は不十分で高カロリー静脈栄養に頼らざるを得ない場合のビタミン補給
用法及び用量
本剤を高カロリー経静脈栄養輸液に溶解し、点滴静注する。用量は通常、成人1日1バイアルとする。なお、年齢、症状により適宜増減する。
使用上の注意
慎重投与
(次の患者には慎重に投与すること)
1.
高カルシウム血症患者(血液、尿検査を行い、異常が認められた場合には、投与を中止すること)
[エルゴカルシフェロール含有のため。]
2.
腎障害のある患者
[副作用が強くあらわれることがある。]
3.
本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギーを起こしやすい体質を持つ患者
[過敏症等の副作用が強くあらわれることがある。]
4.
薬物過敏症の既往歴のある患者
5.
妊婦
[「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照]
6.
新生児、低出生体重児、乳児、幼児及び小児
[「小児等への投与」の項参照]
重要な基本的注意
1.
本剤は、高カロリー輸液添加用として使用し、経口・経腸栄養が可能になった場合は、速やかに経口投与に切り替えること。
2.
本剤は高カロリー経静脈栄養輸液添加用ビタミン剤であるため、単独投与及び末梢静脈内投与は避けること。
相互作用
併用注意
(併用に注意すること)
薬剤名等
レボドパ
臨床症状・措置方法
レボドパの有効性を減じることがある。
機序・危険因子
ピリドキシン塩酸塩がレボドパの脱炭酸化を促進し、脳内作用部位への到達量を減少させる。
薬剤名等
ワルファリン
臨床症状・措置方法
ワルファリンの作用が減弱することがある。
機序・危険因子
フィトナジオンがワルファリンの作用に拮抗するため(本剤はフィトナジオン2mgを含有する)。
副作用
副作用等発現状況の概要
総症例57例において、1例にAST(GOT)・ALT(GPT)の上昇、及び他の1例にBUN・血糖値の上昇が認められた。〔販売名変更前製品承認時〕1~3)
また、ネオラミン・マルチ(剤形変更前製品)における副作用の概要は以下のとおりである。
総症例6,803例(承認時419例、使用成績調査6,384例)における副作用の発現率は0.4%であり、主な副作用は皮膚障害(蕁麻疹、発疹等)0.2%、消化管障害(嘔気、悪心等)0.1%であった。〔再審査終了時〕
重大な副作用
ショック(0.1%未満)、アナフィラキシー様症状(頻度不明)
ショック、アナフィラキシー様症状を起こすことがあるので、観察を十分に行い、血圧低下、意識障害、呼吸困難、チアノーゼ、悪心、胸内苦悶、顔面潮紅、そう痒感、発汗等があらわれた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
その他の副作用
過敏症※
(0.1%未満)
蕁麻疹、発疹、顔面潮紅
消化器
(0.1%未満)
悪心、下痢、腹痛、食欲不振
※: このような症状があらわれた場合には、投与を中止すること。
高齢者への投与
一般に高齢者では、生理機能が低下しているので減量するなど注意すること。
妊婦、産婦、授乳婦等への投与
1.
妊娠3ヵ月以内又は妊娠を希望する婦人に投与す