ALEVIATIN with PHENOBARBITAL Combination Tablets(Phenytoin/Phenobarbital)苯妥英/苯巴比妥组合片,複合アレビアチン配合錠
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作成又は改訂年月
**2015年10月改訂(第15版)
*2015年6月改訂
日本標準商品分類番号
871139
日本標準商品分類番号等
再評価結果公表年月
1979年7月
薬効分類名
抗てんかん剤
承認等
販売名
複合アレビアチン配合錠
販売名コード
1139100F1037
承認・許可番号
承認番号
22100AMX00802
商標名
ALEVIATIN with PHENOBARBITAL
薬価基準収載年月
2009年9月
販売開始年月
1953年12月
貯法・使用期限等
貯法
室温保存
使用期限
外箱等に記載
規制区分
劇薬
向精神薬
習慣性医薬品注1)
注1) 注意-習慣性あり
処方箋医薬品注2)
注2)注意-医師等の処方箋により使用すること
組成
成分・含量
1錠中フェニトイン67mg、フェノバルビタール33mg
添加物
トウモロコシデンプン、アラビアゴム末、ステアリン酸マグネシウム
性状
剤形
白色の割線入り素錠
外形
直径(mm)
8.0
厚さ(mm)
3.6
重さ(g)
0.18
識別コード
P645
一般的名称
フェニトイン・フェノバルビタール錠
禁忌
(次の患者には投与しないこと)
1.
本剤の成分、ヒダントイン系化合物又はバルビツール酸系化合物に対し過敏症の患者
2.
重篤な心障害のある患者〔血圧降下や心拍数が減少するおそれがある。〕
3.
重篤な肝障害、腎障害のある患者〔これらの症状の悪化、また、血中濃度上昇のおそれがある。〕
4.
重篤な肺障害のある患者〔呼吸抑制を起こすおそれがある。〕
5.
急性間欠性ポルフィリン症の患者〔ポルフィリン合成が増加し、症状が悪化するおそれがある。〕
6.
**ボリコナゾール、タダラフィル(肺高血圧症を適応とする場合)、リルピビリン、アスナプレビル、ダクラタスビル、バニプレビル、マシテンタン、ソホスブビルを投与中の患者〔「相互作用」の項参照〕
効能又は効果
てんかんのけいれん発作
強直間代発作(全般けいれん発作、大発作)
焦点発作(ジャクソン型発作を含む)
自律神経発作
精神運動発作
用法及び用量
通常成人1日1~4錠を分割経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
用法及び用量に関連する使用上の注意
眼振、構音障害、運動失調、眼筋麻痺等の症状はフェニトインの過量投与の徴候であることが多いので、このような症状があらわれた場合には、至適有効量まで徐々に減量すること。
用量調整をより適切に行うためには、フェニトインの血中濃度測定を行うことが望ましい。〔「薬物動態」の項参照〕
使用上の注意
慎重投与
(次の患者には慎重に投与すること)
1.
高齢者〔「高齢者への投与」の項参照〕
2.
虚弱者、呼吸機能の低下している患者〔呼吸抑制を起こすことがある。〕
3.
頭部外傷後遺症又は進行した動脈硬化症の患者〔本剤の作用が強くあらわれることがある。〕
4.
心障害、肝障害、腎障害のある患者〔「禁忌」の項参照〕
5.
血液障害のある患者〔血液障害が悪化するおそれがある。〕
6.
甲状腺機能低下症の患者〔甲状腺機能の異常をきたすおそれがある。〕
7.
薬物過敏症のある患者
8.
アルコール中毒のある患者〔中枢抑制作用が増強される。〕
9.
薬物依存の傾向又は既往歴のある患者〔精神依存及び身体依存を示すおそれがある。〕
10.
重篤な神経症の患者〔依存を示すおそれがある。〕
11.
糖尿病の患者〔2型糖尿病の患者で、高血糖を起こしたとの報告がある。〕
重要な基本的注意
1.
混合発作型では、単独投与により小発作の誘発又は増悪を招くことがある。
2.
連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により、てんかん重積状態があらわれることがあるので、投与を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行うこと。
なお、高齢者、虚弱者の場合は特に注意すること。
3.
連用中は定期的に肝・腎機能、血液検査を行うことが望ましい。
4.
連用により薬物依存を生じることがあるので、観察を十分に行い、慎重に投与すること。〔「副作用」の項参照〕
5.
眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が起こることがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転など危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意すること。
相互作用
**フェニトインは、主として薬物代謝酵素CYP2C9及び一部CYP2C19で代謝され、また、CYP3A、CYP2B6及びP糖蛋白の誘導作用を有する。フェノバルビタールは、CYP3A等の誘導作用を有する。〔「薬物動態」の項参照〕
併用禁忌
(併用しないこと)
薬剤名等
ボリコナゾール
ブイフェンド
臨床症状・措置方法
(1)フェニトインの血中濃度が上昇することがある。
(2)ボリコナゾールの代謝が促進され、血中濃度が低下することがある。
機序・危険因子
(1)ボリコナゾールが肝代謝を抑制する。
(2)フェニトイン、フェノバルビタールの肝薬物代謝酵素(CYP3A4)誘導による。
薬剤名等
**タダラフィル(肺高血圧症を適応とする場合)
アドシルカ
リルピビリン
エジュラント
コムプレラ配合錠
アスナプレビル
スンベプラ
ダクラタスビル
ダクルインザ
バニプレビル
バニヘップ
マシテンタン
オプスミット
臨床症状・措置方法
これらの薬剤の代謝が促進され、血中濃度が低下することがある。
機序・危険因子
フェニトイン、