とから、ラミブジンの抗HBV作用機序はウイルスのDNAポリメラーゼに対する競合的拮抗作用とDNA伸長停止作用の二つが考えられている。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
ラミブジン(Lamivudine)
化学名
(-)-1-[(2R,5S)-2-hydroxymethyl-1,3-oxathiolan-5-yl]cytosine
分子式
C8H11N3O3S
分子量
229.26
構造式
性状
白色~微黄白色の結晶性の粉末である。ジメチルスルホキシドに溶けやすく、水にやや溶けやすく、メタノール又はエタノール(99.5)にやや溶けにくく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。
融点
約176℃
分配係数
-0.9(1-オクタノール/水系)
包装
ゼフィックス錠100:70錠(PTP)
主要文献及び文献請求先
主要文献
1)
角尾 道夫ほか:臨床医薬,13,1459-1482(1997)
2)
Sokal EM, et al.:Antimicrob Agents Chemother, 44, 590-597(2000)
3)
芝田 仁ほか:臨床医薬,13,5451-5464(1997)
4)
田窪 孝年ほか:薬物動態,12,92-101(1997)
5)
Yuen GJ, et al.:J Clin Pharmacol, 35, 1174-1180(1995)
6)
Severini A, et al.:Antimicrob Agents Chemother, 39, 1430-1435(1995)
文献請求先
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