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PICIBANIL INJ(PICIBANIL)ピシバニール注射用(四)
2016-03-18 07:04:28 来源: 作者: 【 】 浏览:2324次 评论:0
KEまで漸増、以後2KEを週1回投与)の併用により、化学療法単独群に比較して生存期間の延長が認められた(図1)。

(2) 原発性肺癌
手術可能肺癌311例を対象とした無作為比較試験で、化学療法と本剤筋肉内投与(0.2KEより開始し2.0KEまで漸増。維持量は2.0KEを週1回)の併用により、化学療法単独群に比較し、生存期間の延長が認められた(図2)2)。
また、非切除肺癌73例を解析対象とした無作為比較試験で、化学療法と本剤(筋肉内投与又は皮下投与、0.2KEより投与を開始し漸増。維持量2.0KE)の併用により、化学療法単独群に比較し、生存期間の延長が認められた3)。

2. 癌性胸・腹水の減少

(1)
消化器癌の進展、再発により腹水の貯留を来した症例134例に本剤を腹腔内投与したところ、76例(56.7%)で腹水の消失が、8例(6.0%)で腹水の減少が認められた4)。

(2)
肺癌の進展により胸水の貯留を来した症例25例に本剤を単独又は化学療法と併用し胸腔内投与したところ、17例(68.0%)で胸水の消失が、6例(24.0%)で胸水の減少が認められた5)。


3. 他剤無効の頭頸部癌、甲状腺癌6)
各種頭頸部癌52例、甲状腺癌10例に対し、本剤を初回5KE、以後10KEを維持量として週2~3回、腫瘍内及び腫瘍辺縁部に投与し有効性が認められた。

4. リンパ管腫7)
リンパ管腫症例に対し本剤0.5KE/10mL又は、1.0KE/10mLを20mLを上限として管腫内へ局所投与し、有効性が認められた。

臨床成績の表

表1 他剤無効の頭頸部癌、甲状腺癌
 

癌種  評価対象例数  奏功率 
頭頸部癌  52  17.3% 
甲状腺癌  10  20.0% 

表2 リンパ管腫

 

 
評価時期  評価対象例数  有効率 
投与2ヶ月後  53  75.5% 
投与6ヶ月後  48  85.4% 

薬効薬理

1. 実験腫瘍に対する効果

(1) 自家誘発腫瘍に対する効果
マウスの自然発生腫瘍8)及びメチルコラントレン誘発腫瘍9)を用いた実験で、本剤を各々腫瘍内、筋肉内に投与することにより、腫瘍増殖の抑制効果が認められた。

(2) 同系腫瘍に対する効果
マウス10)及びラット11)の同系腫瘍を用いた実験で、本剤を腹腔内に投与し、それぞれ延命効果、腫瘍縮小効果が認められた。更にモルモット12)の同系腫瘍に本剤を腫瘍内投与し、腫瘍縮小効果が認められた。

(3) 化学療法との併用効果13)
マウスのL1210腫瘍に対し、本剤を抗悪性腫瘍剤であるフルオロウラシルと併用することにより、化学療法単独群に比較して延命効果が認められた。

2. 作用機序

(1) 腫瘍細胞に対する作用14)
本剤は腫瘍細胞に対する直接的増殖抑制作用が認められている。

(2) 生体防御反応に対する作用
本剤の投与により好中球、マクロファージ、リンパ球数の増加(ヒト15))、好中球(ラット16))、マクロファージ(ヒト15))、NK細胞(ヒト17))の活性化及びCTL細胞の誘導(ラット18))が認められた。更にこれら細胞の増殖、活性化に関与するIL‐1、IL‐2(マウス19))、IL‐8(ヒト20))、IL‐12(マウス21))、IFN‐γ(マウス22))、TNF‐α(ヒト20)、G‐CSF(ヒト20))、GM‐CSF(ヒト20))等のサイトカインの産生が認められることから、主に本剤の投与によって賦活された種々の宿主の生体防御反応を介して、抗腫瘍効果を発現するものと考えられている。

(3) リンパ管腫に対する作用機序23,24)
本剤をリンパ管腫の局所に投与することにより炎症反応が惹起され、続いて炎症に関わるマクロファージ等の誘導や内皮細胞の透過性亢進作用を有するTNF等のサイトカインの産生が認められ、これらによりリンパ液の排出が促進され、管腔が縮小するものと考えられる(ヒト)。

有効成分に関する理化学的知見

性 状
白色~類白色の凍結乾燥した吸湿性の粉末又は塊で、わずかに特異なにおいがある。生理食塩液を加えて振り混ぜるとき白濁ないしわずかに白濁する。

包装

0.2KE:5バイアル

0.5KE:5バイアル

1KE:1バイアル

1KE:5バイアル

5KE:1バイアル

5KE:5バイアル

主要文献及び文献請求先

主要文献

1)
東海胃癌術後免疫化学療法共同研究班:癌と化学療法, 3(4) :715 (1976)

2)
Watanabe, Y. et al.:J. Biol. Response Mod., 6(2):169 (1987)

3)
能美一政, 他:広島医学, 38(4):405 (1985)

4)
Torisu, M. et al.:Surgery, 93(3):357 (1983)

5)
長尾啓一, 他:癌と化学療法, 6(5):1161 (1979)

6)
澤木修二:耳鼻咽喉科展望, 32(S‐6):455 (1989)

7)
荻田修平, 他:日本小児外科学会雑誌, 31(1):29 (1995)

8)
社内資料:鈴木成生, 他:マウス自然発生乳癌に対するOK‐432の抗腫瘍効果 (1969)

9)
社内資料:光井碩樹, 他:マウスにおけるメチルコラントレン発癌に及ぼすOK‐432筋肉内投与の影響 (1975)

10)
石田名香雄, 他:Biotherapy, 4(2):155 (1990)

11)
北川恒代:癌と化学療法, 2(6):985 (1975)

12)
本庄三知夫:日本癌治療学会誌, 17(5):1284 (1982)

13)
Koshimura, S. et al.:Cancer Treat. Rep., 61(1):17 (1977)

14)
Okamoto, H. et al.:Jpn. J. Microbiol., 11(4):323 (19

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