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NEUTROGIN Injection(Lenograstim(Genetical Recombination))ノイトロジン注(六)
2016-03-03 11:50:26 来源: 作者: 【 】 浏览:4173次 评论:0
0.43±0.03 
476±236  - 
静脈内  10  0.53±0.04  2436±321  - 
静脈内  20  1.02±0.07  9088±484  - 
静脈内  40  1.00±0.05  23325±811  - 
皮下  10  5.44±1.89  824±293  89.9±19.7 
皮下  20  4.49±0.81  1802±610※2 151.9±36.9 
皮下  40  4.39±0.42  6085±890※2 478.0±66.1 

※2:AUC0~96h

臨床成績

1. 造血幹細胞の末梢血中への動員
悪性リンパ腫2)、乳癌3,4)、慢性骨髄性白血病患者5,6)、健康人7‐9)を対象とした種々の試験において、がん化学療法施行後の本剤投与、並びに本剤単独の投与のどちらにおいても、末梢血幹細胞移植に必要と考えられる造血幹細胞を末梢血中へ動員する効果が認められた。

2. 骨髄移植時の好中球数の増加促進10)
骨髄移植施行例を対象とした二重盲検比較試験において、本剤投与群は、対照群に比較して有意な好中球減少期間の短縮を認めた。

3. がん化学療法による好中球減少症
悪性リンパ腫11,12)、肺癌13)、急性リンパ性白血病14‐16)、急性骨髄性白血病17‐20)、尿路上皮癌21)、頭頸部癌22)、乳癌23)患者等を対象とした種々の試験において、がん化学療法施行後の好中球数減少の回復促進が認められた。

4. その他血液疾患に伴う好中球減少症
再生不良性貧血24)、骨髄異形成症候群25)等の各種好中球減少症患者を対象とした種々の試験において、好中球数は速やかに増加し、本剤投与期間中高いレベルで好中球数が維持された。

5. ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染症の治療に支障を来す好中球減少症26)
後天性免疫不全症候群(エイズ)患者等を対象とした種々の試験において、HIV感染症治療における好中球減少症に対して好中球数を速やかに回復・維持させ抗HIV剤等の計画的投与を可能とした。

6. 免疫抑制療法(腎移植)に伴う好中球減少症27)
腎移植後の免疫抑制療法施行例を対象とした二重盲検比較試験において、免疫抑制療法時の好中球(白血球)数減少に対し好中球(白血球)数を速やかに回復・維持させ、免疫抑制剤の使用計画を完遂させ得た。

薬効薬理

1. 薬理作用

(1)
正常マウス及び抗癌剤投与マウスのどちらにおいても、末梢血中に造血幹細胞及び前駆細胞を動員し、その数を増加させた28)。

(2)
各種好中球減少モデル動物(抗癌剤投与マウス29,30)、骨髄移植マウス31)等)において好中球回復促進効果が認められた。

(3)
抗癌剤投与による好中球数減少モデル動物(マウス)において減弱した感染抵抗性を正常レベルにまで回復させる32)のみならず、抗生物質の治療効果を増強させた33)。
感染防御能に対する作用(マウス)を表1にまた、抗生物質との併用効果(マウス)を表2に示す。

表1 P. aeruginosa 感染7日後の生存数(匹)32)

表2 C. albicans 感染後の生存数(匹)33)

(4)
骨髄性白血病モデル動物(マウス)において抗癌剤投与により惹起された好中球数減少状態を改善するとともに好中球数の減少期間を短縮させた34)。

(5)
ヒト末梢血単核球を用いた混合リンパ球反応において、臓器移植時に用いられる免疫抑制療法剤の効果に対して影響を及ぼさなかった(in vitro)35)。また、宿主対移植片反応において、免疫抑制療法剤の効果に対して影響を及ぼさなかった(in vivo)35)。

2. 作用機序

(1)
ヒト由来の顆粒球コロニー形成刺激因子(G‐CSF)と基本的に差異のない構造を有する糖蛋白質の造血因子36,37)で、骨髄中の顆粒球系前駆細胞に働き、好中球への分化と増殖を促すと考えられている38)。

(2)
マウスの骨髄細胞を本剤存在下で培養し、コロニー形成能を測定した結果、顆粒球・マクロファージコロニー形成細胞(CFU‐GM)に作用したが、赤血球系(BFU‐E、CFU‐E)、巨核球系(CFU‐Meg)にはコロニー形成能は認められなかった(in vitro)39)。

有効成分に関する理化学的知見

一般名
レノグラスチム(遺伝子組換え)(Lenograstim(Genetical Recombination))(JAN)

*本 質
遺伝子組換えヒト顆粒球コロニー刺激因子であり、チャイニーズハムスター卵巣細胞で産生され、174個のアミノ酸残基(C840H1330N222O242S8)からなる糖タンパク質(分子量:約20000)

包装

注50μg:1バイアル

注50μg:10バイアル

注100μg:1バイアル

注100μg:10バイアル

注250μg:1バイアル

注250μg:10バイアル

主要文献及び文献請求先

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